第六話
はい、祓戸です。昨日は色々忙しくて更新できませんでした。ごめんなさい。
今回は前回の続きです。しばらく、というかこの先からよく見る展開になっていくと思われます。
一応、最初のような狂気を全面に出した文章は書く予定はあるのですがかなり先になると思われます。
読んで下さってる方はどちらが好きでしょうか?
「次のスキルだけど…土魔法?土魔術じゃないんだ」
人族が使うのは通常、魔術だ。決まった術式に魔力を流し、それを介して世界の理に干渉して現象を引き起こす。下級、中級、上級に別れていて、熟練度が上がると進化する。およそ三千年ほど前の魔術黎明期に作られた。
が魔法はそんな魔術とは違う。スリゼルは土魔法を突き、詳しく調べる。
土魔法……土に関する理へ干渉するための最高手段の一つ。土魔術、岩石魔術、大地魔術、錬金術を内包している。
「何…これ…土の魔術は全部使えるってこと?」
と言っても魔術の術式など知らないスリゼル。しかしこの土魔法は土の理へ干渉するための最高手段。
スリゼルは地面に手をかざして言う。
「岩人形創造」
するとかざした地面から体長約2メートルはある岩でできたゴーレムが出現した。
一般的なずんむりした重い体ではなく、かなりスタイリッシュである。
「本当に使えた…」
ちなみに岩人形創造は岩石魔術の一つだ。
効果は使用者のイメージを元に単純思考回路を付与した岩人形を生成する。
単純思考回路なのでそこまで複雑な事は出来ないが、命令を細かくすれば可能だ。
「もしかしたらこれで隠し部屋を作れちゃったり…なんてね。次確認しよっと」
幻惑魔法……虚構、精神の理に干渉するための最高手段の一つ。該当する魔術は存在しない。
「きょこう?ってなんだろう?精神はまだ分かるけど…」
幻惑魔法の効果は簡単に言うと偽りの何かを見せて相手を騙す魔法。
その偽りを見せるために色々複雑なプロセスが必要なのだが…ここでは割愛する。
スリゼルはまだ4歳の子供なのだ。難しい事は分からない。
「うーん…これも相手がいないとダメなタイプだね。じゃあ次!」
魔力強化……スキル保持者の魔力を純化し、魔力運用効率を上げる。
「……もう何言ってるか分からない…」
……要するに他の人より威力が高い魔術や少ない魔力でスキルを使えたりできる。
が、スリゼルにはそんなやさしく解説してくれる人などいないのでうんうん頭を抱えて考えるのであった。
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「うん!わっかんない!次!」
悪魔契約……悪魔を召喚し、契約できる。呼び出せる強さに制限はないが同時に代償も制限がない。
「悪魔って…あの悪魔?」
スリゼルが言っている悪魔とは神魔戦争で活躍した悪魔のことだ。
圧倒的な強さを誇る神々を滅ぼし、世界から追い出された存在。
最下級の悪魔でも一時間で街一つを滅ぼせる。
しかし神魔戦争でその数を減らし、数は少ない。
悪魔召喚はそんな悪魔と契約し、使役することができる。
「代価が怖いけど……あとで試してみよっか。次行こう」
強制親和……感情を持つ生物の警戒心を大幅に下げる。
「警戒心を下げる……もしかしてイムが襲って来なかったのもこのスキルのおかげかな?」
実際は違う。イムはスリゼルによってこの世に生まれた。言わば創造主だ。
そのため例えドラゴンを創ったとしても襲いかかって来ないだろう。
「あと残ってるのはこの????だけど……詳細見られるかな?」
????……神からの隠蔽を受けています。基礎能力を上げてください。
「……え?」
どういうことだろう?スリゼルはそう思った。
神からの隠蔽なんて聞いたことがない。
それほど強いスキルなのだろうか?それとも代償が酷いのだろうか?
そんな事を考えているとカツン、カツンと音が聞こえてきた。
誰かが来る。スリゼルは直感に従ってイムに認識阻害を使った。
暗闇に一筋の光が入る。
それはファンゼル家当主リーナスが持ってきたランプの光だった。
いかがでしたでしょうか?ひとつだけ気になるスキルがありましたが……
さて、公爵様であるリーナスが来た理由とは?
まあ予想つきますよね…
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