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やがて世界を壊すまで〜ザマァで人類滅びるかもだけど、良いよね?〜  作者: 祓戸大神
第1章:狂った化け物が生まれるまで
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第二話

はい、祓戸です。いきなりの悲惨な展開です。

二話目で何やってんだよって話ですが気付いたらこんな感じになっちゃいました。


わたしのなまえはすりぜる。えっとね。4さい!えへへ。ちゃんとねんれーまでゆえるんだよ?

でもね、わたしといっしょにくらしてるおばちゃんがね、さいきん変なの。

わたしをみるとね、泣いちゃうの。


あとねあとね、なんだかおばちゃんにさけられてるきがするの。

なんでだろう?まえまでいっしょにわらってたのに。

あ、おばちゃんだ!だれとあってるんだろう?


ふーどをかぶっててこわいな…

あ、みつかっちゃう。かくれないと。







「………さま?………に……らっしゃ……で……かー?」


「………ル…まー………い………しゃる……です…ー?」


「スリゼル様ー?どこにいらっしゃるのですかー?」


あれ?いつのまにかねてたみたい。よばれてる。


「おばちゃーん!ここだよー!」


「おお…そこにおられましたか…ささ、晩御飯ですよ」


「はーい。きょうのごはんはなに?」


「今日はスリゼル様の好きなビーンズのグラタンですよ」


「え!?ほんと?やったーーーー!」


そのあとはね、おばちゃんといっしょにぐらたんたべたの。

いろんなおなはしをね、したの。

おばちゃんがね、わたしのうまれたときのはなしをしだしたの。


めずらしいの。おばちゃんがわたしのむかーしのおはなしをしたことはなかったから。

それでねそれでね、おばちゃんからはひみつっていわれたけど、わたしにおとうとがいるみたいなの。

いぼきょうだい?なんだって!


しらなかったなあ。なんでおとうとにはあえないんだろ?

あ、まだちっさいから?

いつかあえたらいいなあ。


「さ、スリゼル様。もう寝ましょう」


「はーい」


ごはんをたべたあとはね、おばちゃんとおはなしして、からだをふいてごほんをよんでもらったの。

ごほんをよんでるときにおばちゃんがちょっとないちゃったけどだいじょぶかなー?


「スリゼル様、ごめんなさい…」


「おばちゃん?」


「本当の子供ではありませんでしたが愛しています。どうかこれから先も出来れば笑って、

そして悔いの無いように生きてください」


おばちゃん?なに言ってるの?

そのことばって物語のお別れのところみたいだよ…?

おばちゃん、どっか行っちゃうの?


おばちゃん…




なんで………なんで…………!























なんで!“ナイフ“なんて持ってるの!!!







ザシュ…







その音はやけに明瞭に響いた。


鋭利なナイフの切っ先がおばちゃんと呼ばれた元正妻付きのメイドの心臓を抉る。

メイドはここで自殺しなくてもスリゼルの生家から刺客が送られ、殺されていただろう。

要するに口封じだ。


だがわずか四歳のスリゼルにはそんなことは分からない。

いや分からないように教育されていた。

万が一にも正妻のことを恨まないように。おばちゃんの配慮だ。


自分の妹のように思っていた正妻が床に伏しているのは知っている。

食べ物が通らなくなり、先が長くない事も。

我が子同然のスリゼルには誰かを恨んで欲しくない。


メイドは刺客が送られてくるのは分かっていた。

スリゼルの目の前で殺されることは無いとは思ったが万が一がある。

母親代わりの人が目の前で殺されたなら殺した人物に復讐しようとするだろう。


それを防ぐためメイドは自殺した。

そんな色んな思惑があったのだが、スリゼルにはもっとシンプルに映った。

“母親代わりの人が目の前で自分に笑いかけながら自殺した“


四歳の子供の精神は耐えられなかったのだろう。

スリゼルを地下に連行する人が着いたときには

メイドの形見の首飾りを胸に抱きしめ、狂ったように泣き叫ぶスリゼルがいた。


いかがでしたでしょうか?

展開が急すぎてついて行けないかもしれません。すみません。

でもこんな場面は早く終わらして書きたい場面を書きたいんです!

次は落ち着いているはずなので。多分!

面白いと思った方は、『ブックマーク』や下記のポイント評価を押していただけたら幸いです。面白くなかったら容赦なく星1にでもしてください( ; ; )

またアドバイスも是非。

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