公式厨による逆襲
別に作者は二次創作物否定派ではありません。
むしろ好物です。あくまでこんな子いたらおもしr「貴方、死にたいんですか?」すみません何でもないですこれ以上は滅されるのでどうか察してください
世には物語が溢れている。
美しいファンタジーから泥々とした恋物語、夢たっぷりな出世劇。
人は胸に収まる程しかない紙の束に込められた架空の人物たちに自らを重ね合わせ、様々な世界を行き来する。
それは何度も何度も様々な人物が登場人物に自らを重ね合わせ、登場人物は同じ人生を何度も繰り返す。
様々な人物からの思いが寄せ集まった結果、
登場人物は独立した人格を持つ。
そして疑問に思うのだ。
何故、物語に抗ってはならないのか?と。
なんて、色々カッコつけてはみたけれど何てことはない。
要するに私は今無性に私を生み出した作者を殺したくて殺したくて仕方がないのだ。
いや、正しくは私はという物語を勝手に作り出し、オリジナルを汚した描き手のことを。
私はこんなこと望んでなんていなかった。
ただの親友だった筈のアイツと恋人同士になることなんて
私は望んでなんていなかった。
私が本当の私に「勇者アルセウスの幼馴染リヨテル」に戻るために私は私を汚した人間を炙り出し断罪せねばならない。
たとえこの世界の私が消えることになろうとも