053 学園編1 2学期始業式
短いです。
姉貴が入学金未納騒動を起こしてくれたおかげで、僕は退学の危機だった。
僕はSFOに参加することで大金を稼ぎ、入学金を払うことが出来た。
退学の危機を乗り越えた僕は、大手を振って高校に登校した。
僕は教室に入るなり、その嬉しさを爆発させた。
「みんな! おはよう!!」
「おはよう! 晶羅ちゃん! なんで登校日に来なかったのよ!」
ゆるふわ髪で巨乳の麻美が飛びつくように抱きついてくる。
巨乳が当たる。柔らかい双房が左腕を挟み込んでくる。極楽である。
「麻美ちゃん、ずるい! おはよう。晶羅!」
右腕にも前髪ありショートボブで美乳の詠美が抱きつく。
美乳をぐいぐい押し付けてくる。天国である。
「ボクの場所がない! ならば……。えいっ!」
肩までソバージュで微乳小柄の桃が正面に飛び込んでくる。
「うっ!」
桃の頭が鳩尾にヒットして僕は思わず尻もちをついてしまう。
女の子3人も僕と一緒になって縺れるように倒れる。
「きゃっ! 痛ーーい(棒)」
麻美が僕の上に倒れ込んで来る。
丁度僕の顔に麻美の巨乳が乗る。
わざと? わざとだよね?
「ちょっ! 息が……」
僕が苦しくて暴れると麻美は更に巨乳を押し付けて来る。
とんでもない凶器だ。
「んっ……」
詠美が危ない声を出す。
スカートが捲れ、僕の右手甲が薄い布一枚隔てた下の何かに当たってる。
「モガ……えいみ離れ……」
これは危ない。離れるように言おうとするも、麻美の巨乳が顔に乗っていて上手く喋れない。
僕のベルトがカチャカチャと音をたてる。
「何す……る……も……」
桃が制服のズボンのベルトを外しチャックを下げている。
危機的状況だ!
「スパパパーーーーーーーーーーーン!!!」
「何やってる! このエロ3人娘はっ!!」
公然わいせつ寸前で委員長が上履きで3人娘の頭を叩いた。
助かった。僕の操は守られた。
僕達4人は正座で委員長に説教をされた。
僕は被害者なのに委員長の目は冷たかった。
*********************************
「という報告をコピーロボットから聞いたんだ……」
「ブフォ! ゲラゲラゲラ」
落ち込む僕に神澤社長は大爆笑で答えてくれた。
僕は始業式当日にアブダクションされていた。
僕は借金を完済していたので、まさか呼び出されるとは思っていなかった。
だが、アキラ艦隊の綾姫は、緊急招集の対象者だ。
艦隊を組んでいる僕も当事者扱いでアブダクションされるんだそうだ。
聞いてないよ。
「コピーロボットの感覚は共有出来ないんだなw」
「僕の平和な高校生活が……」
「晶羅、うちではお触り禁止な。晶羅の時は多少は許す」
「何を聞いてたんだよ。僕は自主的には何もしてない!」
僕は2学期早々違う理由で退学の危機だった。
学園編は嘘です。続きません。
次回はアイドル編29です。