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032.5 閑話・過去 研究室3

059の分割閑話です。

改訂による挿入になります。

 お二人は順調に成長している。

だが、私達が設置した次元跳躍門(ゲート)を使い、既に奴らがこの惑星に手を伸ばして来ていた。

迂闊だった。まさかシステムが乗っ取られるなんて。


 花蓮(かれん)様が産まれる以前から奴らはこの惑星にいた。

私達は目立ちすぎる。

奴らの工作員には、私達がこの惑星の生物ではないと見破られるだろう。

私達夫婦は死んだことにしよう。

事故死にすれば姉弟に十分幸せに生きて行くお金を残せるだろう。


 この惑星の人間として私達は研究施設ごと事故にあう。

姉弟の両親はこの世から居なくなる。

奴らの法では他星系の知的生命体に危害を加える事は出来ない。

地球人だと思われていれば手を出せないはずだ。

姉弟に余計な知識を与えなければ、あの御方の御子だとは気付かないだろう。

時が来ればまた姉弟の前に姿を現そう。

姉弟を外宇宙(そと)へ連れ出さなければ。

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