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死人とクチナシ〜死を悼む日と11の詩篇〜

イラクへ飛ばして

掲載日:2014/12/21

 どうあってもこの世から戦争が消えることは無いのねと嘆く性が慈しみを帯びている。

 二度とは戻らないと嘆く性が輝きを纏っている。哀れなる。

 

 何故どうしてと疑問符を掲げる我が身にも明日からの銃弾が雨のごとく。

 降りかかる。

 この世は危険極まりない。


 美しき思想、美しき現世への理想は永遠に邂逅せぬまま繰り返し、

 やがて消えていってしまうのだろうか?

 なんて果敢無い。


 時に地球の裏側で知り合いが一人死んでいる。

 立する地面の違いだけでかくも命の結び目が解けようとは。情けない。

 口惜しい。

 彼の半身の身代わりに。いざやこの身を差し出してしまえと。

 天啓が唄う。


 騒々しい雰囲気……


「あの場所に転がっているものは岩か何かなのかな?」


 ああどうか明日にでもこの身をイラクに飛ばして

 臆する気配すら見せない彼のテロリストとなって

 鷹派を星とするのか。あるいは。

 何も掴むことの無い両手で祈る振りだけを見せるのは。

 見い出すことのない何かを期待するのは。もう。

 やめよう。

 平和を唄え。

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