愛と嘘(6)
審判の時が来た・・・。
判事はなんという判決を下すだろう?
人生史上初の裁判の判決は有罪で終身刑だ。
これからの判決はどうだろう?
監獄送り?リンチ?それとも死刑?
どちらにしろ、私の人生は終わった。
ジェニファー、メリー、もうすぐママもそこへ行くわ。
私は闇からもどった。判決を聞く為に。
私の視界に入ったのは日の光を温かく受ける天井の姿だった。
頬にすがすがしい風が当たる。
私はあたりを見回した。
私はベットの上にいる。真っ白なシルクのベッドの上で私は朝になるまで寝ていたのだ。
縛られてはいない、自白剤も打たれていない。
私はベットから立ち上がりバルコニーへ出た。
するとそこには彼の姿があった。その表情は穏やかで、昨日の冷たい表情とは違う。昔の表情と一緒だった。
私は恐る恐る声をかけてみることにした。
「ロバート。」
すると、彼は私に振向いて穏やかに笑って言った。
「君の言う通りだった。君を信じる。そこで、だ。罪滅ぼしにもならないかもしれないが、もう一度やり直さないか?僕と一緒に暮らそう。」
「でも、――――と――――は許さないんじゃないかしら。私は裏切りものだもの。それに私は二人殺したのよ。疑わないの??今度は自分の番だとか。」
「それも、考えた・・・。でも、君はこれまで殺そうと思えば殺せる機会をたくさん持っていた。でも、殺さなかった。そして、あの自白剤を投与されての君の言動だ。あの薬はこの世界で一番強力なものだ。様子を見れば君はそれに屈していた。そして最後に、書類が本物だった。だから君を信じることにした。そして、罪の意識を感じたよ。君がどんなに僕のことを思って行動してくれていたか察してあげられなかった・・・。すまなかった。」
彼は私はきつく抱きしめた。
私は黙って彼の胸の中で目を閉じた。
判決が出たのだ。
判決は、つまり、
「復讐を続行せよ。」と言うことだ。
女神は私にそう告げたのだ。
私は彼の胸の中で次の計画を実行しようと心の中で笑っていた。
彼は私を見て、懐かしむような顔をして私を見ている。
私はというと、神の味方に微笑みを隠せなかった。




