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あの日、妖になったワケ  作者: 夢兎 みるくてぃ
第壱話・『拙を貴殿の弟子にさせてください』
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第壱話(その4)

 「お帰りなさいませ、夜魄(よはく)様」

 「うん。ただいま」

 屋敷に入ると、奉公人(ほうこうにん)の方にそう声をかけられ、(せつ)は返事を返した。

 「例の森に入られたと聞いたのですが、怪我はないですか?」

 「心配させてごめんなさい。この通り、無傷だから大丈夫だよ」

 そう言いながら、拙は両手を広げながらゆっくり一回転して怪我をしていないのを見せると、奉公人さんは安心したのは、ホッとため息を着いた。

 「怪我がなくてよかったですが、いくら不注意でも二度とあの森に近づいていてはいけませんよ!」

 「はい・・・・・・」

 少し落ち込んでいると、奉公人さんが拙の頭を軽くポンと叩いた。

 「もうすぐ料理ができますので、部屋でお待ちくださいね」

 そう言うと、奉公人さんは台所へ向かっていった。

 拙も言われた通りに料理の間で待とうと思い、そこへ向かった。

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