表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
目が覚めたらそこはダンジョンだった※打ち切ります  作者: ミカゲ
第一章 ダンジョン 下層(1~50層)編
2/7

第1話 謎の洞窟?とスライム

ミカゲです、いい感じに思いついたので早めに出せました

今後も投稿タイミングなどは決まっていないため

気長にお待ちください。

「うぅん...」


硬い床で寝心地が悪く、目を覚ます。


「あれ...?昨日は、そうだ、飯食わずに寝たんだ..」


寝ぼけた状態で起き上がり、辺りを見回す

横にはゴツゴツとした壁があり、後ろも同じような感じだ

進めそうなのは前にしかなく、一本道のようだ。


「は?夢か何かなのか?」


あまりの謎な光景に目が覚める、

意味が解らず混乱してしまいそうだ、というか現在進行形で混乱してる

寝る前は家にいたことによる場所の移動で夢と思うしかない状況だ


「いやぁ~こんな意識がはっきりしてる夢とか初めてだなぁ」


あまりにも現実味の薄い状況で現実逃避をしてしまう。


「こういうのってさ、頬をつねったら痛くて夢じゃない!ってやつだよね」

「じゃあやってみるか!」


もはやヤケクソである。


「痛った!普通に痛いんだけど...」


もはや夢という現実逃避は使えなくなってしまった。

残るのは前に進むしかないことと()()()()()()()()()()()()ことである


「いやぁ...どうすんだよ...これ...」


まさに詰みでは?という状況である


◆◇◆◇◆


気を落ち着かせるため、時間が経ち

目が覚めてから約五分が経った。


「ふぅ、そろそろ行くか..」


道は目の前の一つだけ、その場に留まるのはやめたほうがいいだろう

主に餓死する可能性があるからだ、外の明かりの見えない感じから

捜索隊なども期待できないだろうことから、先に進むことを決意した。


「進むって言っても、長そうだなぁ...」

「文句を言っても意味ないし...行くか...」


出るために先に進むことになるのだった....


◆◇◆◇◆


話はプロローグ冒頭に戻る...


「いやいや、どう見たってスライム!だけど現実味なさすぎでしょ!」


プルプルと動く青色の物体、()()()()()()()()()()がそこにはおり

あまりの非現実的な光景に、驚きを隠せない。


『プルプルッ!』


「うおっ!?」


いきなり飛びついてきたことで、本能的に避ける


「回避力だけは一人前なんでなっ!」


昨日渡に言われたことを思い出し、少し腹を立てながら

飛びついてくるスライムを避ける。


『プルルッ!』


「うぉっと!」


スライムにも学習能力があるのか、攻め方を変えてきた、

まだよくわからない以上、むやみに攻撃もできず、様子見の状態となっている


「こういうのは、ファンタジーの定番の雑魚キャラだよなっと!」


『プルルルッ!!』


「うおっ!早くなってないか?あ、これ怒ってる奴だ!」


どうやら怒らせてしまったようだ、言葉分かってるのか?

よくわからないが、とりあえずなんかしらしなければいけないだろう。


「とりあえず、殴るか!魔法なんて使えないしな!」


そう言い、拳に力を込めて殴りの姿勢をとる、

そのまま体を前に倒しながら飛びついてくるスライムを殴る。


『プルッ!?』


その勢いで殴られ、スライムは壁に叩き付けられ、跳ねる


「これは...効いてるのか?」


傷などがつかないため、明確な攻撃ができているかどうかが判断できない。

分かる変化は、壁に叩き付けたことでできたへこみだけである。


「はぁ、倒さなきゃ終わらないからな...もう一発!」


『プルルッ!?』


今度はスライムのいた場所の高さが低かったため、蹴ることにして

下から上に飛ばすように蹴り上げる、蹴り上げられたスライムは

天井に叩き付けられ、落下しながら光の粒子となって消えていく


「ふぅ、なんかゲームみたいな消え方してくるな...」


ゲームのような消え方に、余計に非現実味を増してしまっている


「ん?」


スライムを倒した場所に紫色の宝石のようなものが転がっていた。


「うーん、これは何だ?あれか?魔石ってやつ?ファンタジー小説で見るような」


そんなことを考えていると....


《レベルが1上がりました》


「へ?」


まさにファンタジー小説のテンプレのような

レベルアップの通知が流れ、ゲームなどなのではという思いが出てくる。


「これがゲームだったで終わればどれだけよかったか...」


頬をつねったときの痛み、スライムを殴ったときの感触

それなどがゲームであることを否定する。

小説などにあるようなダイブ型のVRなどは開発もされていないからこそ

ゲームではないといえる、逆に言えばこの状況はすべて現実であるということだ

今見てきた光景はすべて、夢でもなければゲームでもない、現実なのだと

改めてこの状況を受け入れなきゃいけないことに若干のプレッシャーを覚える。

だが、それよりも、この状況を()()()()()()()()()()()自分がいるのであった...。

次回、ステータス

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ