プロローグ
どうも、ミカゲと申します。
これから不定期でこの作品を投稿して行けたらなと思っております。
なるべく早めに投稿するよう頑張りますので、よろしくお願いします。
「はぁ....」
溜め息が出てくる、辺りは岩で覆われている。
進める道は一つしかなく、その先に出口らしきものは見えない
「夢でも見てるのか....?俺は」
目の前にはゼリーのようにプルプルと揺れながら動く生物?らしきもの
そう、それはファンタジー系のゲームに出てくるスライムのような物体である。
「いやいやいや、おかしいだろ!?」
どうしてこうなってしまったのだろうか.....
◆◇◆◇◆
〈 202X年7月8日 午後 〉
地元の高校の授業が終わり、下校時間
「やっと解放された...」
学校が終わり、へとへとになりながら歩きだす。
おっと、自己紹介がまだだった、俺は佐藤海斗
16歳の高校二年生だ、趣味は....これはどうでもいいな
まぁ、そんな感じで、授業も終わり動く気力もほとんどないまま
下校中だ。
「ハハハ、相変わらずお前は体力ないな」
「うるせぇっての、お前は運動馬鹿だから体力が有り余ってるだけだろ」
「なんだとコラ!」
「うおっ!あぶね!」
今一緒に帰ってる運動馬鹿は藤宮渡
趣味がランニングと筋トレとかいうまさに運動馬鹿にふさわしい趣味をしている。
「くっそ~体力のないお前に当たらないとは..回避力だけは一人前だな!ハハハ!」
「お前ぜってぇぶっ飛ばす....」
「貧弱なお前じゃ無理だ」
ブチッ...
何かが切れた音がした....
「オラァ!」
チーン
という音が鳴った気がした
「ギャアアアアアアアアお、おま..アアア」
渡が悶えだす、俺は笑っている。
「ざまぁねぇなwww」
「ソコは反則だろぉ....」
まぁ、なんだ...金的ってヤツだ....ハハハ
性格が悪いって言われる光景だが、相手も十分性格が悪いので
どっちもどっちって感じだ。
笑いすぎて腹が痛い状態のまま、渡の家の前に着く。
「はぁ、まだヒリヒリするぞ...」
「ハハハ、殴り掛かるから悪い」
「じゃあな」
「おう!また明日!」
この時の俺は、まだ知らなかった、明日に起きることを....
◆◇◆◇◆
「ただいま~つっても誰もいないがな」
内心ちょっと悲しがりながらそんなことを言う
家族はみんな実家にいる、家族構成は父、母、俺、妹
俺は高校に入ると同時に一人暮らしを始めた。
プルルルル。
疲れで横になっていると電話が勢い良く音を出した。
ピッ。
「はいはーい俺だぞー」
『ちょっとお兄ちゃん!』
「なんだよ、いきなり...」
今電話をかけてきたのは妹の佐藤海奈
学力でクラスの上位に入るような、いわゆる優等生だ、
「っで、どうしたよ」
『今日は電話してくれるって約束したよね?』
「あーハイハイ、シタナソンナコト」
『その反応、忘れてたでしょ』
怒りを表すように声のトーンを下げて話してくる。
おうふ...うちの妹が怖いっす、誰か助けて
「はぁ、俺はお前と違って優等生じゃないんだ...忘れることだってある」
『言い訳してるみたいだけど、約束したの昨日だからね?』
「チョットナニイッテルノカワカラナイ」
『はぁ、物忘れ激しいんだから...』
「誰がおじいちゃんだ!」
『言ってないでしょそんなこと』
「ボケに冷静な回答は求めてないっ!」
渡に最近物忘れ激しいことを言ったら
おじいちゃんって呼ばれたからなぁ...
金的して黙らせたけど...
「って言うか、なんで電話したがるんだ?友達と電話しろよ」
『この時間みんな塾だし、それにたまにしか帰ってこないんだからいいじゃん...』
「なんだ~?甘えん坊か?ハハハ」
『今度会ったらぶっ飛ばすからね....』
「ヒェッ...」
今度会ったらぶっ飛ばされることが確定してしまいました...誰か助けて
しかも今週がそのたまに帰る日なんだよなぁ....まだ死にたくないんですが。
死を覚悟してる理由を簡単に言おう....妹は空手で大会出てる奴だ...
その一撃を筋肉もつけてない貧弱な体で耐えられるとでも?
簡単に人生の幕が閉じるだろう、もしかして異世界転生したり?
そんなわけないけど、[妹にぶっ飛ばされたら異世界転生した件]とか
とんだ笑いもんだろ、よし、生きて帰ろう...
『あ、あと避けたら回数増やすから』
「え」
あ、コレ完全に死が確定しましたわぁ
避けることで生きようとしてたのに避けたら回数増えるとか
無理にきまってるじゃないですか
「モシカシテ、シネッテイッテマス?」
『なんでそんな棒読みなの?』
「だって死ぬかもしれないし」
『殺すつもり無いんだけど!?』
「いやいや、自分じゃ海奈の一撃耐えられる気がしないし...」
『どんだけ貧弱なの?お兄ちゃん』
「ゴファ!?」
『え!?ど、どうしたのお兄ちゃん!?』
「やめろその言葉は俺に効く」
『なんか、ごめんなさい...』
「い、いや謝らなくてもいいからね!?」
『う、うん』
謝らせてしまった...兄として失格だあああ
そんな話をしていると、時間はあっという間に進み
気づけば7時になっていた
『あ、もうこんな時間!もう切るね!』
「ああ、じゃあな」
『うん、じゃあねー』
ピッ。
「ふぅ...」
なんやかんや長く続いた電話も終わり横になる。
「ふぁあ、早いけどもう寝よう...」
疲れもたまっていたため、眠たくなってしまった
「明日めっちゃ腹減るけど....いいよな...
うん、いいんだ!がんばれ明日の俺!」
そうして、ゆっくりと眠るのだった....
タイトル回収は次回からです。
気長にお待ちください