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愛と理想の短編集  作者: 六道輪廻
1/3

普段は問題児?

1.始業式


友也「なぁ、連。始業式って何のためにあるんだ?」


連「始業するためにあるんだろ」


友也「そうなんだけどさぁ…」


この、始業式を面倒くさそうにしているやつは峰町友也

唯一の友にして若干変人だ


友也「校長の話とかどうでもいいし、早く眠りにつきたい」


連「同感だが、こんなところで寝たら先生に目つけられるぞ」


友也「くそ…、学校なんてクソくらえだ!」


といいつつもしっかり参加してるあたり真面目とも言えるだろう


連「明日の入学式で妹が入ってくるんだ」


友也「何!?お前妹いたの?」


連「あぁ、といっても血は繋がってないがな」


友也「そっか、連は確か養子だったな」


そう、俺は4年前に成宮家の養子として引き取られた

その前は今宮という姓だったが、昔の話だ


友也「で、どうなの?可愛いのか?」


連「あぁ、可愛いし気が利くし俺にはできすぎた妹だ」


友也「背はどのくらいあるんだ?」


連「残念ながら背の順なら、かなり前の方に並ぶレベルだ」


友也「くっそー、連側の女か」


連「…あんまりでかい声で変なこと言うな」


友也「わかってるよ」


俺と友也は女を基本的に身長で見極めてる

小さいなら俺好み、大きいなら友也好みだ

因みに、中途半端だとどちらの好みでもなくなる


連「というか、妹に恋愛感情は抱けないしな」


友也「連…、義妹なら結婚できるんだぞ」


連「そういう問題じゃないから」


こいつ、他人事だと思って…


連「というか、あいつにはもっとちゃんとした男を見つけてもらわないと」


友也「シスコンなのか?」


連「しね」


肩のあたりを狙って殴っておく


友也「痛っ!てめぇ…何しや…」


先生「お前こそ何してるんだ?」


気づいたら後ろに先生がいた


先生「まだ、式は終わってないというのに雑談とはいいご身分だな」


友也「は、こんなの聞かなくたって…」


連「だから、目つけられるぞ」


友也「うっ…、静かに聞きます」


その後は適当に静かに話を聞くことにした


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