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悪食

 悪食 やめられまいとめられまい


 職業効果 摂食吸収


 職業変更条件 飽くなき食への情熱

 

 特記事項 食べたもの、飲んだものを構成する因子を取り込み自身を強化していきます、この時少量ではありますが魔力も回復します。オークを食べればその強靭さを、スライムを食べればその柔軟さを鉄を食べればその固さを獲得することが可能です。食べるとは己の口でかみ砕き飲み込むことです。ただし獲得される因子はランダムなため注意が必要。かつ獲得した因子が暴走しないため魔力を消費し続けます。その為獲得した因子が多すぎると自然回復の魔力では間に合わず、常に何かを食べ続けなければならない為悪食と呼ばれています。



























---------これより先は一般には極秘となる。一部の上位職員にのみ閲覧が許可されている。許可なき職員の閲覧は、就労規則第72条に基づき処罰される---------



























 悪食を用いた実験として下記の2つ実験が有名である。

・至高の食肉

・人間の因子を取り込み続けた末の悪食



 至高の食肉について

 獲得する因子はランダムで有るため、効果が確認できないこともあった。しかし悪食の職業に就いたものは魔物に狙われやすく、ほとんどの場合が抵抗もできず食べられてしまう。この事から獲得した因子に《肉の旨味》が存在していると考えられた。

 そしてこの事から悪食にこの世のありとあらゆる美味なる食材を食べさせることが始まった。あまりにもおぞましいため経過は略すが、結果とした至高の食肉は完成してしまった。



 人間の因子を取り込み続けた末の悪食

 至高の食肉は完成した。しかし多大なるコストが生産にはかかるためそれは一国の王ですら手が出せないものであった。コストカットの手段なぞ知れていること、大量生産である。大量の悪食が集められ生産が開始された。

 はじめの頃は順調に進んでいったが、ある時期を境に悪食の数が減り始めた。何が起きているのか理解できなかったが一人また一人と理解し始めた。「旨いものなら隣にあるじゃないか。」と…

 そして一人また一人と減っていく悪食。

 

 

 実験の記述はそこで終わっている。

 食人は古今東西禁忌とされていることが多い。しかし考えてもらいたい。


 人、人間とはどう定義できるか?


 誰もが納得できる完璧な答えを私は知りたい。染色体の数と言えば何処ぞの障害者は人でないと言ってしまうことになる。手足が2本あり自力で立てると言えば、衰弱した老人や赤子、事故などで手足を失ったものは人ではないと言えてしまう。

 昔知り合いにこの事を問うて見たら、「人間とは嘘をつくこと。」と言われた。今嘘をついてない私は人間ではないと言うのか?人間であるために嘘をつき続けなければならないのか?嘘をつき続けるのは人としてどうなのか?考えれば考えるほど深みにはまる。


 人は死んだ後も人なのだろうか?もし人のままなら火葬や土葬することは果たして正しいのだろうか?そもそも人の生死は何処で決まる?

 

 積み上げてきた価値観常識知識、多様化した現代で何を信じれば良い?

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― 新着の感想 ―
[良い点]  「後書きが本編」パターンwww [一言]  化石人類の遺跡で恒常的な食人が行われていたと考えられる痕跡が発見されたり、太平洋の島嶼で組織的食人文化があった島での風土病の原因が食人由来であ…
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