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はじめに
知識は力なり。世の中知らないより知っていた方がいい、自分の身を守るためにも…
されど無知とは幸福であり罪だ。自分が無知であると言うことすら知らないのだ。何も恐れることはなくただただ境界を犯し続けるだろう。
積み上げた知識の前に見える景色は必ずしも美しいとは限らない。見せられている景色に嫌気が指しているかもしれない。その壁の向こう側には何があるか?それは実際に見たものにしかわからない。
君は選択を迫られているのだろう。まぁ余程のことがない限り選択など無かったことにして眼を背けるのが正しいのかもしれない…