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吸血鬼の冒険録  作者: ノア
第一章 聖女の葛藤
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吸精

エタってませんよ~

話のプロットやネタはできているのに文章にするのがこんなにはキツイとは

まあこれからもゆっくりでも進めていきますのでよろしくお願いします。

 メリッサは両手をわたしに向け触れることなく吸精をはじめました。

 

 体から何か抜けていく感覚と共に心地よい気分へと誘われていきます。

 このまま受け入れたい気持ちになりますがそこまで踏み入れてくることは許しません。


 でもこの感覚に素敵な夢までついてくるのならたかだか数日寝込むくらい構わない人は多いでしょうね。


「なにこれ、超美味しんですけど!

 ほろ苦くも甘みのある味わい、それに穢れを知らない味も偶には良いものね」


 わたしの精気を吸い幸せそうな顔ををするメリッサ。

 聞くとサキュバスは穢れを知らない所謂処女の精気よりも経験豊富な精気のほうが好きなそうですが、わたしのは別で気に入ったそうです。

 ちなみに男性の精気なら経験なしだろうが豊富だろうが美味しいそうです。


「あーやっぱり実力ある人は美味しさが違いますね、これであなたが男性だったり経験豊富だったらどんなに美味しいでしょうか?

 そうだ!お姉さんが教えてあげますからちょっと今晩で数十人ほどと関係持ってから明日も吸わせてちょうだいよ」

 

 とても良い案でしょうと言わんばかりの満面の笑みですすめるメリッサ。

 巫山戯ているんでしょうか?わたしは自然と右手を握り込み力が篭もります。


「あなたの歳で未経験ってあれでしょ、普通ならよわい一桁で卒業するものだものね。

 でも安心して痛くない方法もあるから、ついでに聖女ちゃんも卒業しちゃいましょうよ」 


 ああ、メリッサ……サキュバスの常識では性行為は普通のことでむしろしていないのは恥じることなのでしょうね。

 でも……それを他種族まで巻き込んで欲しくないですよね。


 なのでわたしは満面の笑みを浮かべながらアリスの方を向き言いました。


「アリスは使徒の様子でも見てきてください。その間にわたしは少しこの頭のおかしい人を教育してますから」

「えっ、ええ分かったわ。ごゆっくり」


 引きつった笑みをしながらアリスは奥へと歩いていきました。

 さあて、わたしは教育を初めましょうかね。


「ははっ、あの目が据わって怖いんですけど。

 冗談だよね?」

「大丈夫ですよ、終わった後には生まれ変わったような気分になりますから」

「おっお姉さんはとても大丈夫じゃないかも……」


 おやおやメリッサお姉さんたらそんな怯えた表情しちゃって、でもこれは教育ですから仕方ないですよ。

 わたしだってホントはしたくないんですよ、でもここで種族の違いを教え込まないとこの先苦労するのはメリッサお姉さんですもんね。


 そしてわたしは鬼へと変貌しました。






「全く何をしたんですかフェイス、あのメリッサがこうも従順になるなんて思いもしませんでしたよ」

「いやー少しやり過ぎちゃったかもしれないね。後悔はしていないけど」


 そうしてわたしとアリスが檻の方へ振り向くとそこには地面におっぱいが潰されながらもわたしに対して平伏しているメリッサがいました。

どうですかこれがわたしの教育の成果です!詳しいことは避けますがいろいろ教育したおかげでメリッサに魅了を掛けることなくわたしに対して従順になってくれましたよ。


「わたしは姫様の忠実なる下僕です、どうぞご命令を」

「……従順ってよりもそれ以外の意思を排除しただけのようにも見えますけど」

「まあきっと少しは戻るよ……きっと」

 

 アリスは苦笑いを浮かべながらわたしの確証のない言葉に対して「だといいですね」と答えました。

後悔はしていないけど今度から加減を覚えようと思いましたね。


「戻る戻らないはこの際どうでもいいんですけどメリッサがここまで従順になるんでしたらフェイスと共に連れて行ってはくれませんか?こんなんですが実力は確かですよ。さらに今なら路銀とはいきませんが便利な道具も付けますよ!」

「なんか必至すぎだよアリス」

 

 アリスが顔をわたしの顔の寸前まで近づけながら必至にメリッサを売りつけてきます。

 そんなに必至な目で迫られたら怖いんですけど……それに鼻先にアリスがいるので甘い良い香りがして複雑ですね。


「そりゃなりますよ、被害は大きいですが死者や怪我人はいません。その上被害者もメリッサに対して追求するつもりはないようなので処刑するほど罪は重くはありません。

 だからといって解放しては同じことの繰り返しになるのは目に見えているので安易に解放することはできません、ですからフェイスが連れて行ってくれるのなら安心してこちらも解放出来ます。なにせここまで従順になっているのですから暴走の心配もありませんしね」


 まくし立てるアリスの言葉を聞き納得します。

 檻の中に入れておくのもタダじゃありませんもんね、安易に解放できない上に維持費だけはかかっていくとなれば早く手放したいのに納得です。


 それでどうしますかね? ここまで従順ですし力量もあるようですから連れていても良いかもしれませんね。

 それにグランとメリッサを両親設定にすればおかしくない家族設定になりますからね。まあ旅人なら片親でも別段おかしくはないんですけど片親よりも両親(りょうおや)の方が良いですからね。


「引き取るのはいいけど、なにくれるのかな?」


今わたしは悪どい顔をしているでしょうね。

貰えるものは貰いたいですからね、さて聖女さんは一体何をくれるんでしょうかね。


「そうですね、アイテムバックに魔導具、わたし個人の調度品など色々在りますが何が良いでしょうね?」

「アイテムバックは持ってるし旅するんだから調度品は要らないな」

「そうですか、なら旅に便利そうな魔導具となりますと……」


深く考え込むアリスを待つこと数分やっと思い当たったようです。


「なら馬車とかどうです? 馬の疲労を軽減してくれる魔導具が着いているため長距離進めますよ」


馬車ですか……確かに良いですね。

馬車から流れる景色をゆったり見るのも乙な気がします。


ああ、でも馬車だけじゃ動きませんね流石にアルスに引かせるのもいろんな意味で無理ですし馬を買わないといけませんね。


「なら馬車にしましょうかね、後で馬買える所教えてね」

「あら徒歩での旅でしたか、それなら教会で贔屓にしている所の紹介状を書いておきますね」


教会の贔屓にしているとこって高そうですけど良い馬がいそうですよね。

お金に関してはまだたっぷりとあるので良い馬を選びましょう。


「じゃあわたし姫様とイけるのね。やったね」

「フェイス、この短時間で既にボロがでてますよ止めといた方がいいかもしれません」

「じょ、冗談よ。確かにサキュバスの感覚を他種族に適用したのはお姉さんが悪いけど種族の性を無くすこと出来ないわよ。

なので今度からちゃんと分別は着けるので牢屋(ここ)から出してください」


先ほどと対して変わらない土下座な筈なのに何故か今の土下座の方はより洗練されたものに見えます。

そこまで牢屋が嫌ですか確かに牢屋に居たいと言う人はいないと思いますが。


「姫様の精気を吸って逆に刺激されちゃったの、このまままた禁精なんてとても耐えられないわよ。

なのでちゃんと制限するので連れて行って下さい」


あー禁精してたところにわたしが精気あげちゃったもんだからこれ以上我慢出来なくなっちゃったんだね。

 断食も一番きついのは食べていない時ではなく普通の食事に戻すまでの期間に食べる回復食を食べ始めてからが耐え難い空腹感が襲ってくると聞きますしね。


「分かりましたよ、ちゃんと連れて行くけど無闇矢鱈に暴れないようにね」

「はいわかりました!」


 よく考えたら定期的にグランを与えれば済みそうですね、強いほど良いならグランで大丈夫でしょうし丈夫ですからね。

 まあ吸精だけでなく致しそうですけど年頃の男女ですしわたしは気にしませんよ、部屋は分けますけどね。


「決まったようですし上に戻りますか、いろいろと後処理も残っていることですしね。

 メリッサは数日中には開放できるようにしますね、名目は奉仕活動ってとこでしょう。

 ああそれともしメリッサが暴走したら保護者であるフェイスも罪に問われますから気をつけてくださいね」

「へっ!?」


 まじですか、本当にグランには頑張ってもらわないといけませんね。

また期間空くと思うのでタグに溜め読み推奨追加しますかね。

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