アリスとのじゃれ合い
とうとう連続更新途絶えました。
あまり多くない文量ですが自分は結構きついのです、ですが時間はかかっても完結を目指して頑張ります。
「友達といえばいいの吸血鬼と友だちになって?」
「いきなり何を言っているんですか?大丈夫に決まっているでしょう」
わたしの質問にバカを見るような顔をするアリス。
重要なことですよ聖女のスキャンダルになっちゃいますから。
「何を勘違いしているのかは大体わかりましたよ。唯神教と違って聖神教は他種族寛容ですよ、街中にいたのですから吸血鬼はいなかったとしても獣人などはいたでしょうに」
あれっ?もしかして勘違いしていたのでしょうか、宗教だけで人間至上主義だと思っていたのですけど違ったようですね。
アリスに物凄く呆れられれしまいましたよ。
「全くあなたは人間至上主義のとこに変装もせずに入って行くのですか」
「バレない自身あったしね。
それなら吸血鬼を捕まえたって噂聞いたけど何か問題起こしたのかな?」
吸血鬼とかの存在を許してないのではなくただ捕まるような事をしたのでしょうね。
できるなら会ってみたいですよね。
「吸血鬼ですか? ああ何か情報が混ざってますね、わたしが捕まえたのはサキュバスですよ。確か唯神教の方で強い吸血鬼を捕まえたと聞いたので混ざってしまったんでしょう」
「そんなんだ、なら唯神教の所に今度行ってみますか。同族とあったこと無いんですよねわたし」
「唯神教の国でそれは洒落になりませんよ、見つかれば全軍で来ますよ」
そんなこと言ったて現状居場所がわかるのは唯神教だけですし、なんとかなりますよきっと。
よく考えたら異世界なのに自分を除けば人間種しか会っていないのでサキュバスに会えないかアリスに聞いてみました。
そしたらアリスは困った顔をしました。
「それがそのサキュバス困ったことに男女構わずにかなり強力な魅了を使うのでわたし以外まともに近づけないんですよ。
元々手当たり次第に精気を吸っていて、神殿騎士レベルで対処できなかったのでわたしが行ったのですよ。わたし状態異常耐性が高いので」
やっぱりサキュバスは精気を吸うんですね。
でも男性だけじゃなくて女性のも吸うんですか、イメージだと真夜中に男性を襲う感じなのでしたが両刀なんでしょうね。
アリスに聞いたらサキュバスは男性女性どちらの精気でもいけるそうで性別が女性だけなので必然的に男性を襲う事が多くなっているだけで稀に女性好きのサキュバスもいるとの事です。
「まあフェイスならレジストくらいできるのでしょうから精気を吸われることについては良いのですが状態異常耐性はどうです?
もしフェイスが魅了にかかってしまったら……流石に友人を倒すのは気が引けます」
むっ、それは聞き捨てなりませんね、それではわたしがアリスに負けるみたいではないですか。
特段強さにこだわりはありませんが、これはプライドが許せません。
「へー、でもさっきは簡単にわたしの攻撃受けてやられたよね」
「いえいえ、不意打ちでもなければくらいませんよ」
穏やかな顔をしながらも目が穏やかでないアリスと微笑むわたし、ですが傍から見たらわたしとアリスの後ろに龍と虎が見えていることでしょう。
一色触発、そのような空気が場を支配しています。
「良いですね、やりますか先ほどの借りがありますしね。わたしの力見せてあげますよ」
「わたしも不完全燃焼だしに聖騎士弱いんだもんね」
正直アリスと戦って勝てるかといったら微妙ですね。
特に風装エアロイドは山を切り裂くって言ってましたよね、わたしに同じことできるかと言えば手段はあります、が戦闘中にできるほど簡単ではないんですよ、もしアリスが戦闘中使用してきたらわたしが不利ですね。
なので先手必勝、奪と麗の魔眼の同時発動します。
言うとおりアリスの状態異常耐性は高いようで魅了は罹らなかったですが奪の魔眼は状態異常扱いにはならないのでメキメキとアリスの体力を回収していきます。
まぁ、先ほどの使徒の血で回復は終わっているので完全に無駄なのですけど。
「ちょっ、ほんとに攻撃しますか!?しかも魔眼ですか、これは魅了と何か別の効果……わたしの体力を減らしているのですかね」
「ほんとに魅了は効果ないね」
「フェイス解いてください、それにしてもあなたの魅了に少し落ちかけましたよあのサキュバスなんかより強いじゃないですか」
軽いじゃれ合い程度のつもりでしたのですぐ解きます。
少しアリスが疲れた表情になっていますね使徒との対決でそれなりに消耗していたのでしょうか、悪いことをしましたかね。
アリスはわたしと違って回復魔法で回復していますが、外傷のみの回復ですから体力やら魔力、精神力など回復できませんので大変ですね。
そう考えると吸血鬼は吸血でまとめて回復できるので便利ですね。
ちなみに新鮮な血ほど回復効果は高くその人物の能力が高い、要するに強いほど少量で回復できます。回復力だけ考えれば美味しさは関係ありませんが、まずいものは避けたいですよね。
「それだけ強い魔眼持っているなら魅了は効きませんね」
「そうなの?」
「同種の能力なら耐性があるはずですし、何よりフェイスの方が強いんですから魅了を掛けることはあっても掛けられることはないでしょう。サキュバスが力を隠していなかったらですが……」
魔眼にそんな追加効果があったのですか、良いことを聞きました魔眼はいくつか使えるので役に立ちそうですね。
「では牢に行きますか、使徒を無事に入れられたか確認も必要ですしね」
「それならわたしたちが運べばよかったんじゃ……」
「フェイスと違ってわたしは疲れているので運びたくはありませんでしたから」
そう言い部屋を出ていったのでわたしは後を付いていきました。




