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200文字小説集 vol.2

近未来(200文字小説)

作者: 日下部良介

 近未来、コンピューターとロボットの開発がピークを迎え、専門分野はおろか、日常生活にまでががらりと変わった。同時に人類は知能と運動能力を退化させていった。

 やがて、機会が自らの意志で世界を動かすようになった。


「ずいぶん増えたな」

 飼育箱を覗き込んだロボットが呟いた。

「こいつらは勝手に増えてくれるから便利だな」

「ああ、我々の生活には欠かせない部品だからな」

 飼育箱の中で性欲だけが残った人間がひしめいていた。





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― 新着の感想 ―
[良い点] 読んでいて、おもわずぞっとしました。 あまりにも、現実味を帯びた200文字だったので。 これ、ホラーじゃないですよね?
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