表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【竜の巫女と神器の紋章】  作者: りゅうけい
第1章〜神器の紋章〜
5/18

第1章 2話 明らかになった7神器

グレイグ

そうならねえように祈るしかねえな。


それに・・・。


おっと、これはまだ秘密だ。


そろそろ晩飯の時間だな。


話の続きはまた今度だ。


せっかくだ、飯を一緒に食べよう。


ソール

お、そうだな、ちょうど腹が減ってきたところだ。


飯にしよう・・・。



☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★


ソール

へっへっへっ、やっぱり船の中の食事っていやあこれだよな?


食べ放題だぜ!


ソールはビュッフェスタイルの食事に上機嫌のようだ・・・。


グレイグ

あんまり食いすぎるなよ。


腹壊しても、船の中じゃ医者もいるかわからねんだからな。


ソール

わかってるよ!


お、これも美味そうだ・・・・・。


あとは、これと、これを取って、お、あれもいいな。


よし、こんなもんだろう。


ソールはテーブルに乗りきらない数の皿と、山盛りの料理を持ってきた・・・。


グレイグ

たぁく、、、。


人の言うことを聞いちゃいねえ、、、。


「おい、ソール」


これくらいにしておけ!


「乾杯といこうぜ!」


ソール・グレイグ

「乾杯!!!!!」


グレイグ

かぁーーーーー、たまんねえなぁ!


誰かと乾杯なんて久しぶりだぜ!


ソール

グレイグはローザリアの人間なのか?


グレイグ

ん?


俺か?


出身は違うが、最近はローザリアで厄介になってる。


ま、いつまでいるかは分からねえがな。


そういうお前さんはいつまでローザリアにいるつもりなんだ?


ソール

・・・・・


分からねえ・・・。


ま、風の吹くまま気ままにって感じだな。


グレイグ

はっはっはっ。


ま、向こうについてからもよろしくな!


ソール

ところでよぉ、さっきの話じゃ7神器の一つはわかったけどよ。


分かってるのは3つなんだろ?


残りの2つってなんなんだ?


グレイグ

あ?


残りの神器?


一つは弓だ。


ソール

弓?


なんだか弱そうな武器だな・・・。


弓なんて・・・。


で、弓が触れるが使えないって神器か?


グレイグ

ああ、そうだ。


未だに使えたやつはいねえ。


ソール

なんで?


すげぇー重いとかそんな感じ?


グレイグ

いや、、、、、。


違う、、、、、。


ないんだよ・・・・。


ソール

ないって何が?


グレイグ

矢と、それを引く弦が・・・。


ソール

は?


矢と弦がない?


作ればいいんじゃないの?


弦とか簡単に出来そうなもんだけどな・・・。


グレイグ

もちろん、そんなことはとっくにやってみたらしい・・・。


だが・・・、


ダメだった・・・。


弓は特殊な材料でできてるらしく、加工することが出来ねえシロもんって話だ。


神器ってのは、そうゆう厄介なモンばっかりなんだよ・・・。


ソール

ふーん、、、。


で、3つ目は・・・?


グレイグ

・・・・・。


3つ目は実は俺もまだ詳しくは知らねえ・・・。


最近発見されたって話なんだが、詳細は謎のままだ。


だが・・・


相当やばいモンだって話だ・・・。


噂では、7神器・最強の神器だとか言われてる。


それに・・・


その神器が発見された時に一緒に分かった話なんだがよ、


どうやら、7神器以外にもあるらしいぜ!


ソール

7神器以外にもある?


何が?


グレイグ

神器がだよ・・・・!


ソール

・・・・・。


7神器以外にもあるの?


7つだから7神器って言うんじゃないの?


グレイグ

あくまで噂だ・・・。


それに・・・


そもそも7神器が知られてるのは、昔の魔王との一戦で使われたからだ。


その時戦ったのが7人。

俗に言う、7英雄ってやつだな。


しかし・・・


神器ができたのはそれよりもずっとずっと前だ。


それによ、、、


魔王と戦ったのは7人だったかもしれねえが、使ってた神器は7つだったって話はどこにもない。


一人2つ使ってたやつもいるかもしれねえだろ?


さらにだ・・・


神器は7つ以外にもあったが、それを使えるやつがその時はいなかったってことも有り得る。


俺たちは勝手に思い込んでるだけかもしれねえってことだ。


それに・・・


そもそも何で神器なんてもんができたのかは分かっちゃいねえ。


何となく思うんだが、7神器にはとんでもない秘密があると俺は思ってる。


それこそ、7英雄の末裔すら知らないようなことがな・・・。


ソール

なんかスケールが大きい話だな。


グレイグ

ま、後半の話は個人的な妄想だ。


気にするな。


と、話も盛り上がってきたところだし、じゃんじゃん飲もうぜ!


さあ飲め飲め!!!!


ソール

ちょ、ちょっと待ってくれ・・・。


俺は未成年だ、、、。


酒はいらねぇ、、、。


グレイグ

なあにカタイこと言ってんだ。


さあ、飲め飲め!!!!!


・・・・・


・・・・・


・・・・・


・・・・・


・・・・・


ソール

ふぅー。


グレイグのやつにはまいったぜ。


騒ぐだけ騒いで、すっかり酔っ払いやがった・・・。


呑気に寝てやがるし。。。


それにしても・・・


神器ってなんなんだろうな・・・。


ま、気になるけどその内にわかるだろ・・・。


俺も寝るとするか・・・。


・・・・・


・・・・・


・・・・・


・・・・・


・・・・・



ソールとグレイグは、次の日も騒ぎ通した・・・。



グレイグ

よーし、船の生活も終わりだ!


ソール

もうすぐローザリアにつくのか?


グレイグ

ああ、もうすぐだ。


で、お前さん、ローザリアで用事が済んだらどうするんだ?


アテは何かあるのか?


ソール

いや、特にねえ。


ぶっちゃけ、どうしようかと思ってたところだ・・・。


グレイグ

そうか・・・。


じゃあいっちょ見てみるか?


ソール

ん?


何を?


グレイグ

神器だよ神器。


7神器の一つ・・・。


「弦と矢がない弓を」



☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★












評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ