プロローグ〜魔王と7人の英雄と神器〜
魔王
うっ、なかなかやるな・・・。
だがこれで勝ったと思うなよ・・・。
貴様達とてもう終わりだ・・・。
そして我は滅ばぬ・・・。
いつか必ずや復活してみせようぞ。
だが・・・
このまま大人しく眠るわけにはいかぬ・・・。
我が魂が眠りに入る前に、貴様らも道連れだ・・・!
それと・・・
その神器は邪魔だ・・・。
後の世に我が復活した時の脅威となっては困る・・・。
魔王は魔力を解放した。。。。
次の瞬間・・・。
魔王から閃光が放たれた・・・・!
7人の英雄が持つ神器は魔王の放った閃光によって、壊されながらどこかに飛んで行ってしまった・・・。
魔王
そしてこれだけは忘れるなよ・・・。
われが眠りに就こうとも、我が一族が滅びるわけではないことをな・・・。
最後に、冥土の土産にいいことも教えてやろう・・・。
われなんかが及びもしない脅威がまだあることを!
われの脅威など可愛く思えるほどのな!!!!!
われの力なんかが及びもしない、4獣神と精霊・四天王、破壊竜がいることを教えてやる。
もっとも・・・、
聞いたところで貴様達はここで死ぬのだから意味がないがな・・・。
我が魔力ももう尽きる・・・。
魔王は最後の魔力を使って呪文を唱えた・・・!
魔王
我は滅ばぬ!
いつか必ずや復活してみせようぞ!
「メガフレア」
7人の英雄は魔王が放った業火によってその場から飛ばされた。
「コキュートス」
魔王が魔法を唱えた瞬間・・・。
魔王の身体は大きな氷に包まれ、長い眠りに入った・・・。
7つの神器と7人の英雄の生死が不明のまま、戦いは終わりを告げた・・・。
4獣神
精霊・四天王
破壊竜
魔王が最後に残した自らを超える脅威という言葉と共に・・・。