手術~目が覚めた後その1~
僕の感覚で説明しますね。
一日目、目が覚めた時は痛みは一切ありません。ちなみに医療ドラマなどが「ありえない」とすぐに感じられるようになります。ドラマでは患者は普通にペラペラ話していますが正直無理です。声なんて出せません。腹筋を真っ二つにされただけで声を出すのは愚か、四肢や首を動かすのも至難です。正直初日は氷で身体を固められているような感じです。
二日目、麻酔の効果が切れ始め傷が痛み始めます。かなりの鈍痛です。一応脊髄からと点滴から痛み止めを入れられますが限度があります。ちなみに身体を動かすのはまだ難しいです。そして二日目から「消毒」という名の地獄が始まります。医師が毎日様子を見に来ると同時に傷口を消毒しに来ます。これがかなり痛いです。まずシールを全部剥がします。これだけでも痛いです。そして傷口にガーゼを当てて消毒します。これがヤバいです。涙目になります。これが毎日でした。ちなみに尿管が繋がれている為、尿意はありません。
三日目、感覚がおかしくなります。まず、熱が出るようになります(僕だけかも)。そして異常に暑く感じ、クーラーをガンガンにかけるようになります。身体は少しだけ動かせるようになります。と言っても足を何分もかけて少し動かすくらいです。定期的に感染を防ぐ為性器を看護師さんに洗われます。男性は陰茎を洗われ、女性も恐らく尿道辺りを軽く拭かれると思います。ちなみに僕は男ですが股間をいじられても何とも思いませんでした。傷が痛かったのでそんなの思う暇が無かったです。