手術~手術室に入ってから麻酔まで~
手術室に入ると給食帽のようなふわふわの帽子をつけられます。その後生年月日、名前、血液型等を訊かれます。そして最後に和ませてくれると思います。緊張させない為ですね。
手術室と思われていた場所は実は手術室前であのドアを通った先には更に部屋があり、その部屋一つ一つが手術室です。数々の部屋のうちのどれかに連れてかれます。余談ですが執刀医等は患者と道具以外に触れてはいけない為、ドアは脚で踏んで開けるものや自動ドアになっています。
入るとそこにはたくさんの機械があります。触りたくなるかもしれませんが我慢です。中には医師や看護師さんがいらっしゃると思います。皆さんかっこ良いです。医療ドラマよりもかっこ良かったです。
さて、意外かもしれませんが室内には曲が流れています。患者さんのお好みの曲があれば聴かせてもらう事が出来るかもしれません。手術室に入るとかなり細いベッドに寝させられます。枕がゼリー状で柔らかかったですが材料は不明でした(う〇ちみたいな色でした)。寝ると着ていた服の胸らへんを開き色々器具をペタペタ貼られていきます。ちなみに女性の場合はどうか分かりません、すみません。そして点滴等に器具をどんどん繋がれていきます。
皆さんが凄い気になるのは恐らく「全身麻酔」だと思います。確かに気になりますよね。僕が初めて手術したのは小4の頃でしたが気になってました。正直、言葉で説明するのは難しいです。擬音を使って説明すると
いきなりピタッと来たら眩しッ!
って感じですね。麻酔の方法は二種類あり、マスクで呼吸させる方法と注射の方法です。マスクの場合はうろ覚えですが甘い匂いがしました。感覚としては最初は違和感がありません。看護師さんと会話でもしておきましょう。会話しているといきなり目の前が真っ暗になります。真っ暗になったかと思えばすぐ目が覚め、自室にいるか手術が終わっているかです。本当に不思議な感覚です。麻酔する時には看護師さんから何も言われない事が多いです。恐らく緊張させない為でしょう。リラックスして手術を頑張りましょう。こちらは寝てるだけで、痛みは一切感じません。何も感じないまま「お疲れ様でした」です。