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東方物語集  作者: Ra
秘封倶楽部
6/56

二人の秘密を封ずるための 4

「最近なんか冒険らしい冒険とか行ってないわねぇ」



今日の学校の講義も終わり、いつも通り秘封倶楽部は活動していた。



「そうねぇ。あなたがあの時怪我して入院していなかったらこんなことにはならなかったのにねぇ」


「あの時のキメラったら本当憎たらしいったらありゃしないわ」


「キメラからしたら、自分の場所が奪われないようにするのは当然じゃない。動物としての自然な行動よ。仕方ないわ」


「たしかにそうだけれど、なんで私だけが怪我したの?蓮子も一緒に襲われたじゃない。私だけ怪我してるなんてよくわからないわ」


「それもそうね…なんで自分は大丈夫だったのかしら」


「うーん…」


「でも今こうやって学校に来れてるわけだし、今現在問題ないなら何も言うことはないじゃない」


「それもそうね」



先ほどまでキメラに怒っていたメリーは笑顔で答える。喜怒哀楽が激しいなぁ。



「それはそうとして、どこかまた一緒に行けないかな。もう動けるわけだし、前みたいに変な生物に襲われるようなことのないところにさ」


「入院してたらまた行けないものね。学校の方も来れなくなっちゃうし…」



実際あの時は自分も大変だった。メリーのところまで行く時間も費用もかかるし。でも友達だから心配だし。一番大変なのは費用より時間だったけれど。だってとても遠いんだもん。だから入院なんてして欲しくないわ。



「そうだなぁ。蓮子はどこかいきたいところない?」


「私はー…うーん…」



行ってみたいというか見てみたいところはある。だけれどそこに行くのはきっと危険が伴う。だから難しい。これ以上危険なことには巻き込まれたくない気持ちはある。



「珍しくないようなところでいいならさ、星でも見に行きたいな」


「星?あんなの時間を教えてくれるただの時計じゃない」


「確かにあなたにとってはそうかもねぇ」



メリーは思い出したようにそれに同意する。いっつもそのせいで野外活動するときには遅刻するのかしら。星でも見て時間分かるようにでもなれば、少しは遅刻しないでくれるかなぁ。



「別に、珍しいものじゃなくていいんだ。ただ一緒に綺麗なものが見たい。星も星座もなんもわからないけれど時間を無駄にして、夜を楽しみたい。ただの思い出作りね」


「秘封倶楽部には全く関係ないわねぇ」



そう。秘封倶楽部には全く関係ないこと。星を見るだけなんて天文部じゃない。


でも秘封倶楽部はメンバーがたった二人。私とメリーだけ。顧問も何もない。だから学校の名前とかを汚すようなこととか、常識の範囲内で誰かに迷惑をかけなければ正直何をやってもいい。だから



「まぁでも、思い出作りってのはいいかもしれないわね。どうせ二人だし、近いうちに行きましょうか。思い出作りに」



こうして星を見に行くという冒険について、二人は話し合いをするのだった。

今回のもまたストーリーには直接関係しないお話。


今回は正直とりあえず書いてみようと思ってストーリとか全く考えずにやってみました。というか自分にとってはある意味練習です。


いつも二時間とか三時間とかかけて1ページ更新してたりするので、パッと書いてみることを心がけてやってみました。タイピングはまだしも、構想を立てる時間やセリフなど決める際にいつも考えてしまって時間がかかってしまうので・・・だから早めに書くことや、ストーリーに関係ないことで物語を書く練習でした。(ちなみにこの文章はだいたい30分で完成)


ある意味この作品が出来上がって見直した時に絶対黒歴史になっているページでもあるのは内緒。というか既に黒歴史感あるような気がしなくも・・・

やっぱり物語はある程度考えながら書きたいですね。時間の使い方を上手くしないとなぁ


Ra

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