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東方物語集  作者: Ra
秘封倶楽部
5/56

二人の秘密を封ずるための 3-2

蓮子と夕食を食べる。久々に一緒に夕食を食べれることがとても嬉しい。最近忙しくてなかなか一緒に食べられなかったし。


まぁそれは仕方ないし、今はとりあえずお腹が空いたから何を食べようかなぁ…ってあれ?蓮子がなんか不安そうな顔してどうしたんだろう?



「蓮子、そんな顔してどうしたの。何を考えてるの?メニュー決めようよ。話してたらお腹すいたしたくさん食べたいな」


「ごめんね。ちょっと関係ないことを考えてたんだ。学校のことなんだけれどね」



蓮子が考えてるのは本当に学校のことなのかな?さっきの私の言った夢の世界の話でも考えてるんじゃないんだろうか?でも学校って言ってるし疑う必要もないよね。



「なぁに?課題か何か?それとも単位のことでも考えてたの?」


「そんなことじゃないわ。むしろそれはメリーの方がまずいんじゃないの?」


「私もそんなことないわよ。まぁそれは置いておいて私はご飯が食べたいな」


「そうね。私も喋ってたからお腹がへったわ。何にしようかなぁ…よし、じゃあこれにしようかな。メリーはもう決まってる?」


「大丈夫だよ。じゃあ店員さん呼ぶね」



久々の外食だし、せっかく二人できたんだもの。美味しいもの食べて明日からの活力にしたいなぁなんて。



そして頼んでたものが同時に来る。匂いだけでも美味しい。



「「いただきます」」



とても美味しい。ちょっと高かったけれどそれ以上の価値はあるかもしれない。奮発してよかった。



「蓮子の美味しそうだなぁ。私ももらっていい?」


「いいよ。私もメリーの食べたいな」


「はいどうぞ。じゃあ私も一口もらうね」



蓮子のもとても美味しい。ここのお店のは美味しいのが多いのかな。お金あるときにまた蓮子と来たいなぁ。なんて思いながら他愛ない会話をしているうちに時間は過ぎていった。



「ねぇ蓮子どうだった?美味しかったでしょ?ここのお店家から近いし美味しいからまた行ける時に行きたいな」


「美味しかったわ。ちょっと高いからそんな頻繁に来れるところじゃないけれど、お金あるときは一緒に行きたいな」


「そうねぇ…そんなに頻繁には来れないや。前から行きたいと思ってたんだけど蓮子と行きたかったからね。一人で行くのも寂しいしもったいないし」


「そうねぇ。せっかくなら一人で行くより二人で食べるほうが楽しいし、また行きたいって時は誘って欲しいなぁ」


「あ、それとね。そういえばもう一つ行きたいお店あるんだよね。ちょっと遠いけれどそっちも美味しいって評判みたいだし、よかったら今度はそっちに行きたいな」


「わかったわ。そっちの方も行ける時に行ってみましょうか。もうこんな時間だし明日は学校あるし今日はそろそろ帰るね。今日はありがとう」


「今日は付き合ってくれてありがとう!また明日学校でね!」


「こちらこそ一緒に食べれて楽しかったし美味しかったよ!また明日ね」




そうして二人は夜に消えていった。

初めてのメリー視点のお話。前回のものをほとんど流用しただけですがなんとなく2つに分けてみたかったんです。


前からこういうのはやってみたかったけれど毎回毎回やるのはなんか変な話だし見難いし物語は進まないしでやるにもなかなかやれないという悲しさ。あまりやることでもないし書き方もすごく悩みました。昨日の更新の時点で下の方に書いてみようかな?とかも思ったけれど結局こういう形になりました

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