ことの始まり -2-
更新遅れてすみませんっしたあぁ!
え?元々遅いって?はい。
実は学年末テストがあり、勉強などn(ry
ガチャ
「よぉ~元気してたか?」
さて、しょうもない回想はこのくらいにしておいて、
俺はアイスの部屋のドアを開けると同時に
(自分の中では)なにげない挨拶をした。
「っ!!??
だからビックリさせるなって……
もう少しゆっくり開けてよ…」
「自分から来いと言っておきながら身構えて無かったのか
よ?あとその窓から覗いてたが気づいてなかったしな」
「なっ!人の部屋を勝手に見るな!」
この会話だけ聞くとキャラ印象が反転しそうだが……
アイスは少々天然ぎみなので仕方ないっちゃ仕方ない。
勿論ながら、頭が良いのはアイスの方である。
「それで今日、何故俺を呼んだ?」
「いや、新作のRPGが届いたから作者に届けてってだけな
んだけどね」
「懲りないなぁあいつもお前も」
時々、作者のワガママでアイスがRPG(ジャンルは色々と)
を作り、それを俺に届けさせる(まあ転送するだけだが)。
「ハハハ……
まあそのお陰でこっちも少し得するんだけどね」
というのも、作者がゲーム中に手に入れた物の一部(いらないアイテムや余ったお金など)は、アイスのPCの所に吸収され、現金換算やその他諸々が出来る。要するに共生(?)のような関係である。
作者はゲームを楽しみたいだけの生粋のゲーマーなので、
少々レアなアイテムでも物凄く必要でない限りは
快く渡してくれるらしい。
「じゃあ、いつもどおり転送を」
「OKですよっと!」
ノリがよく分からないセリフを言いながら、アイスは情報をPCに入力していく。
From:here
To:place145(sakusya's home)
Sends things:Rpg014582,code[mdpe0001]dareka
Add info:nothing
……色々とツッコむ所があるだろうが、スルーしてくれると助かる。
英語とかの指摘なら、大歓迎だがな。作者が。
そしてふと俺は、転送画面の端に《情報入れ替え》という欄が目に入った。
「これ何だ?」
「ああ、《情報入れ替え》ってやつ?
これはさっきいれた情報を題目ごと入れ替えることがで
きて……って押すな」
つまりそういうことらしい。試しに押してみたら転送先がそのRPG、転送物が俺になった。
え?
「ほらほらフラグ立ててないでさ
戻しといたよ」
お、本当だ。フラグは壊れたようです。
「じゃあ転送するね」
そういってアイスはEnterボタンを押した。
だんだん視界が歪んでいく。正直、この状態は嫌いなんだよなぁ…………酔うし。
そして視界が真っ暗になり、引き寄せられる感覚がある。
その感覚も収まり、俺は目をゆっくりと開けた。
眼前には見慣れた作者の家など無く_____
鬱蒼と生い茂った深い森が広がっていた。
次からガンガン更新しますよ!
……というのは本当であって……欲しい。