表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/21

密会

長いこと間を開けて申し訳ないです


一昨日まで1文字も書いてなかったんですねこれが。

……とまあ、なんやかんやすったもんだあって、


謝りに戻ったわけなんですよ。



「すまん、いやマジで」



「え、えっと……?」


「俺が説教出来る立場でないことは重々に承知していた。そして今回の件で完全に理解した」


「い、いや、誰かの言っていたことも確かに間違っていなかったし、冷静に考えることがd」


「いや!本当に!本当にすまない!」


「…………えー」


アイスはもう完全に引いてしまっている。でも構わない。それがけじめという奴だ。


「と、とりあえず、どんなやり取りを聞いたのか教えてくれる?頭上げてさ」



------------------------



「あーこれは確実だね。セザルが話してた……ってことは携帯か何か?」


「まあ通信機の類であることは確実だな」


「……………」


アイスが黙り、考え込む。これはアイスのターン来た。来ました。

さてさて、貴方はどのようにこの状況を判断しますか、全知全能のアイス様ぁ!


「………分からない」



…あれ。


「…君のこと(アンドロイドの存在)はともかく、僕のことはどう認識されている?明日の予定とは何?そしてそれはどうなった?そもそもどのようにしたいのか、動機や諸々。漠然とは分かるけど、詳細が全く掴めない」


今までは詳細が完全に分かってたんかい。


「漠然とでもいいから話してくれよ」


「えーと?まず、1つ目。あのメールの送り主には、完全にバレてる可能性が高い。けど、セザルとグルってことも確定した訳じゃないし、彼がどう思ってるかは全くの不明」


「まあ、彼を使い魔だと見抜く時点であれだよな」


「うるさい。2つ目は、無くなったか、延期になったか、………」


「か?」


早まったか(今日になったか)


「……………内容は」


「まあ、殺しにくる、かな?」




「…………は?」


お前どうしてそんな冷静でいられるの?


怖すぎで声にだすことも出来ない。これから起こり得ることも恐怖だが、それ以上にアイスの精神が怖い。


「…でも、殺すならこんな世界なんだし、堂々と出来そうじゃないか?つか、殺す必要ってあるのか?」


「そう。目的がさっぱり分からない。だから僕達はこれから何をすればいいのか全く分からない」


そして、アイスは再び考える姿勢に入る。相当に彼として参っているのか、うーうー唸っているが、復活する気はあるのだろうか。

もし仮に、仮にそんなこと絶対に起きて欲しくないが今日、つまり深夜、向こうから来た場合、俺達は返り討ちに出来るか。


言う必要も無かった。


想定Lv.4程度の流れ者(?)が最上位魔法を扱う使い魔に勝てる可能性とか、いくら廃人の作者でも投げ出すであろう。

いや、無理ゲーとか言ってられない。本当に。


そんなとき、全知全能の彼ががある提案をしてきた。



「夜逃げしてみる?」と。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ