人物紹介~2~
〔カリビアナ王国〕
マリィーシア・カリビアナ(旧海野真里衣)……好奇心旺盛な高校2年の周りからは変人扱いされることの多い女の子。体育や音楽は好きだけど、歴史や政治経済が大の苦手。馬鹿ではないが、勉強が嫌い。日本で産まれ育ったと思っていたが、実際はグルドア王国で産まれ、5歳の時に真里衣(旧マリィーシア)と入れ替わったことが判明。現在は、マリィーシアとして、カリビアナ王国王子 アレクセイの妻として、カリビアナ王国にて暮らすことを決意した。
アレクセイ・カリビアナ……カリビアナ王国第五王子。端正な顔立ちが姫達を惹き付け、姫達を惑わしていた。本人無自覚。王はそれを見かねてグルドア王国第三王女であるマリィーシアとの結婚を決めた。
王(ルドルフ・カリビアナ)……前王(父)亡き後、第一王子であったルドルフが即位。自他共に認める愛妻家で、温和な性格であるが、政治的手腕に長けている。
王妃(シルビア・カリビアナ)……政略結婚として、エスティア王国から嫁いできた。政略結婚ではあったが、夫に恵まれ幸せな日々を送る。案外マリィと似たところがある。
ハンナ……マリィーシアの侍女。グルドア王国から共にカリビアナ王国へとやってきた。少々勝気なところがある。
ジョゼフ……アレクセイを支える文官。アレクセイの傍らに常に控えている。常に無表情を保っているが、流石にマリィが無茶をするとその表情を歪める。彼の顔を歪めることが出来るのはマリィしかいない。
シェリーとマーシャ……マリィーシア付きの侍女。初め、ハンナと対立をしていた。マーシャは子供っぽさを残し、泣き虫。シェリーは侍女三人の中では一番年長で、しっかりとしている。マーシャが一番年下。
キールとニール……双子の近衛兵。アレクセイ付き。
ギルド・エスティア……シルビアの弟。世界中を旅して回り、旅行記等を出版して生計を立てている。マリィを旅に同行しようと誘ったが、出立の直前でアレクセイに攫われ、一人で出立することとなった。旅先から、面白い話を手紙に綴ってはマリィに送っている。
アルフレッド・カリビアナ……アレクセイの父。前国王。女性の使用済みパンツをこよなく愛す、ド変態。ソフィアとゆっくりと過ごしたいが為に、王位をルドルフに押し付けて国の外れの家で穏やかに過ごしている。
ソフィア・カリビアナ……アレクセイの母。前王妃。大人の色気を振りまく美しい女性。アレクセイとは直接血は繋がっていないが、実の子供のように育て上げた。
ブレット・カリビアナ……アレクセイの兄。同い年だが、血が繋がっていない。
エレーナ・カリビアナ……アレクセイの下の妹。アレクセイに近づく女は全て排除することを心に決めているが、マリィには心を許している。
セドリック・カリビアナ……アレクセイの弟。
アラーナ・カリビアナ……アレクセイの末の妹。
カリビアナ王国……王都シェリスを拠点に広大な都市が広がっている。隣国との関係も安定し、商業なども安定し、不安要素のない平和な国。
〔グルドア王国〕
リッチー・グルドア……グルドア王国の王であり、マリィの父。若い頃にカリビアナ王国に研究者として迎えられていた。その期間中に、マディと出会い恋に落ちた。
マディ・グルドア……グルドア王国の王妃であり、マリィの母。光の住人であり、すぐれた力と知識を持ち、マリィの良き理解者。
〔現代〕
海野真里衣(旧マリィーシア)……グルドア王国の第三王女。気が小さく、人に逆らえない。自分の意見を言うことも出来ない。内に籠もりがちな姫。現在は、日本で暮らしている。マリィと区別する為、今では皆シアと呼ぶようになった。
土屋祐一……マリィの元彼。高校入学以来の友達で、いつの間にかお互いに惹かれ合っていた。明るく真っ直ぐな性格で、周囲からの人望も厚い。
海野璃里衣……真里衣の妹で中学2年。大人しく引っ込み思案で、寂しがり屋。だが、いざという時には真里衣よりも強くなる。真里衣のことが大好き。
海野佐里衣……真里衣と瑠里衣の母。温和で優しいが怒ると怖い。
海野透……真里衣と瑠里衣の父。大きくて力持ちで、いつも笑顔。怒った顔を見たことがない。
人物が増えて来ましたので、ここで一つ人物紹介を入れます。