表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

革命???

短編にするはずが、間違って連載にしてしまったので無理やり続編書いてみました。

クーデターのバカバカしさの限界に挑戦です。

「殿下、大変です。王太子殿下が出奔しました」

婚約破棄騒動(?)を起こしたばかりの国王の次男のもとにお役人Aが駆け込んできた。

「国王陛下はショックでお倒れになりました」

「親父め、その程度のことで倒れるなよ」

自分の馬鹿げた婚約破棄騒動も少なからず原因になっていることには気付かない。「とりあえず見舞いには行っておくか」


「親父、無事か?」

「お前、家族以外の前では陛下と呼べと言っているだろう」

弱々しく嗜める。

「余も無理が効かなくなってきた。長男も出奔だ、やつは廃嫡とする。ワシは引退だ。後のことはお前に任せるから、即位しろ」

この次男、極めて意外なことだが実務は有能なのだ。マジ意外


「だが断る!」(一度は使っておきたい台詞)

そう言って去っていく。幸い今日明日の命ということはなさそうだ。


「マチルダ、革命(クーデター)だ。政権を簒奪するぞ」

「わざわざそんな事しなくても国王就任を打診されたのでは?」

「与えられた王位に就くのは僕の美学に反する。王になるなら自らに手で掴み取る」

「きゃー、殿下素敵ですわぁ。それでこそ私の愛したお方ですわ」


その後、武器を取り一人王の病室に向かう。

何事かと寄ってきた護衛をおもむろに殴り倒し病室に押し入り王位奪取を宣言する。

こうして、無事政権移行は完了したのだった。


一人、護衛だけ撲られ損であった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ