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時代と寝た男たち 時代と寝た女たち

作者: シサマ


 心の隙間風 吹き抜ける夜長に

 友達の離婚話を やけによく聞く


 裕福じゃないけれど 稼ぎはあるし

 色恋沙汰に(なび)きもしない

 幸せな家庭じゃなかったのか


 時代と寝た男たち 時代と寝た女たち

 あの頃は 全てがキラキラ輝いていて

 可能性0%でも 挑戦してよかったんだ


 今とは 何もかも違う

 窒息しそうな 自分を隠して

 他人を蔑まなければならない

 今とは 何もかも違う

 


 はしゃぎすぎた 真夏のツケの支払いに

 どうにもだるい 人生設計


 遊ばないけど 貯金はしてるし

 恋人なんて興味も持てない

 硝子(ガラス)の世代を見習いながら


 時代と寝た男たち 時代と寝た女たち

 俺たちは 今を楽しみ過ぎていて

 誰かの心にも 借金を積み重ねたのさ


 今では 何もかも虚しい

 卒業出来ない 童心殺して

 デジタル化さえも社会の基本

 今では 何もかも虚しい

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