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オルタ・エボリューション  作者: 鬼河壱
第1章 呑郷の森羅
21/65

仇打つモノ 中

あらすじが完全にネタバレになってたので少し変えました。

ただ書くことは変わりません。


それとちょっと汚いと思って書いてなかったんですけど武野君の身体には今は男の象徴がないです

だって必要ないから…

『どうしたどうしたいつまで穴のなかに閉じこもってるつもりだ?』


大蛇の処理をする間にこいつが来たら確実に邪魔してくるだろうからな。落とし穴の周りの地面を肉抜きして這い出てこないようにして、その抜いた部分を他の地面に『密度変化』を使って固めて崩れにくくして巨体で地面を崩しながら進むのを封じ、あいつの足元の地面を逆に『密度変化』を使って柔らかくすることによって踏ん張れなくしたのだ。


とはいえこいつはブレスを吐けるからな最悪ブレスでこれらの罠を壊してくるかもしれないからな油断はできない。

って考えてるそばからブレスが飛んできたし!


とりあえず今は大蛇の処理も終わったしブレスの避けゲーになってきてるな。

って、言うか。いい加減ずっと避けてるんだから当たらないって考えて話し合いできないかな。


あ? なんで逃げないのかってこいつのデッカイ翼が周りを覆って逃げ場が無くなったからだよ。

てかこいつの翼大きすぎるだろ絶対に飛ぶのに向いてないし身体の何倍あるんだよ。


バサッ


その瞬間まるで俺の心の声を聴いたかのように大きな翼が(くう)を斬る


バッザッ


翼が地面に刺さる



翼が地面を掴む(・・)


『っ!』


目の前の光景に絶句する。

だって普通翼って飛ぶために使うものって思うじゃんなのにこいつは翼を腕代わりにして体を持ち上げるんだもんそんなの予想できねーよ。


「グラァァァ」


『その状態でブレスも吐けるのね!』


しょうがねぇこういうとき(戦い)の為に色々準備してきたんだからな!


『『密度変化』解除』


身体の一部に使っていた『密度変化』を解除し肘、掌、足の裏に穴が開いた状態にする


ここで一つ俺のわかっているスキルについて説明しよう。

スキルとは己の使える能力であり技能でもあるとりあえず今は技能については置いといて、この能力はそのスキル名と実際の効果が違うことがある。

そう例えば


『狂声』のスキルの本質は吸い込んだ空気を押し出すことにあり、その際に発生する音はあくまで押し出された空気の破裂音が原因なので声ではない(・・・・・)。つまり口から空気を押し出す必要はないのだ。

てか俺の身体の口に該当する部分もあくまでそんな形があるだけで、実際は声帯もないので声が出ないのでそれで口である必要性がないことに気付いた。


てことでいままで『密度変化』で吸ってた空気を今回は『魔法』を使って溜める。

そーしーてー


『発射ー』


俺は『狂声』を某鉄の男の飛行方法真似て使い空気を押し出しながら飛行する。



さて……。

これであいつに接近することができるようになったが、どうしようか。さっきからブレスを乱射してきて近づけないっていうか露骨に近づかれるのを警戒しているな…


『ヘイヘイヘーイどうしたんだいおデブちゃんさっきから一発も当たってないぜ!』


「グrゥゥゥ」


お?弱気になったか?ってあれ?なんで少女の姿に?ってかそれなら翼も戻してくださいよ

その瞬間逃げるけど…


「女性に対してデブはひどくない?もうちょっと他に言い方なかったの」


『は?まさかそんなこと言うためn、ッ!!!』


コイツ!

会話に挟んで岩の棘を刺してきやがった!。


「うふふふふあなたがやったことをやり返しただけだよ」


良い笑顔しやがんな……。


だが腹立つなぁ。よりにもよって真似されるとはな……

しかも人型になったからまた大蛇を出されるだろうし。ああもう考えること増やすなよ。

ただ岩の棘ぐらいなら大丈夫だ『狂声』の発射口には刺さってないからまだ飛べる。

こうなったら近接戦闘で間合いを詰めて下手に大蛇を近づけなくして岩の棘も近接武器として利用できる距離を維持しよう……飛びながらだけど。


とりあえず近づいt


っと大蛇!

この大蛇本当に邪魔だな。


とりあえず触れて掌から『狂声』を使って。


本来のやり方なんて知らないけど。確か掌で力を発する技の名前だったはず。


『発勁!』


おぉ、大蛇の身体が触れたところを起点に吹っ飛んだ。


まぁ前に試したから知ってたけど。

いやぁあの時は酷かったマジで思い付きでやったから結果を予想してなくて身体じゅうに返り血が飛び散ったんだよな……

まぁ、何回も試して飛ばす方向も調整できるようになったけど。


ハイ次!


ハイ次!


ハイ次!


ハイ岩の棘!っは掴んで投げ…


ハイ? 何それ?

蛇、蛇、蛇、棘、までは分かるけどそれは知らない。


目の前に飛んで来ているのは手毬の糸一本一本を大蛇に入れ替えて巨大化させた様な塊の黒い球が飛んできてる。


(てか、でかいでかいでかい)


直径何十メートルなんですかねそれ。


とりあえず回避ー!



「どうしたの?もう煽って来ないの?」


『うるせえ!お前がいきなり新しい攻撃してきたから引いてただけだよ』


結果から言おう。

俺はあの大蛇黒塊を避けることができた……っが、その避けた先にこいつが待ち構えてやがった。


「まぁいいわあなたに動き回れる空間は与えちゃダメみたいだし狭くしましょうか」


そういうと少女は翼をたたみ始め、周りを覆うようになっていた翼の壁が傍に近づき始める。


『まずい!』


さすがにそれはまずい。

何でかって?

そりゃあ狭くなるとあの大蛇の脅威度が上がるし、必然的に攻撃を避けずらくなる。


ってことであの翼を抜けるぞ!

そういえば武野君の修行とかのシーンを書かないのは本当にただの作業になってくるからです。


あと初めて感想を貰えましたこれからは投稿期間をできるだけ短くできるよう頑張ります。

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