リアルの価値の可視化
今回、コロナ騒動で部外者であったコロナにほぼ何も関わっていない人にとっては「外出自粛」を強要されただけの傍迷惑な騒動だっただろう。何もしていないはずの自分が何故か未知の恐怖に晒されたり、衛生管理徹底の同調圧力を感じたり、仕事が無くなったり、人生設計が0からやり直しになった人も少なくは無いだろう。受験生だって即死級のダメージを被った。
ただ、その中でも見えてきたものがある。それが、今まで感じてきた「価値」の変革だ。技術の進歩で物理的な距離のデメリットは極限まで減らされていた。東京から大阪まで3時間程度で行けるようになったし、面と向かわなくても良いのであればほぼ世界中を一瞬で連絡を取り合う事が出来る。だが、コロナでコレが変わった。リアルで会う事ができなくなった。情報的にテレビ電話で近づけたとしても、伝わる物はリアルで会うのと比べると感じる情報量は半分以下だ。何より、感染の危険をおかしてまで「あなたに会いにきました」と言うスタンスが価値を生む。それだけで今まで当然だった直にあっての会議に特別な価値を生むのだ。
今までわからなかった価値、見方を変えるだけで色々面白い。アメリカの暴動を見ていると人間の弱さと強さが同時に出ていたり、世界各国のコロナ対策を見るだけで国民の特性や政府のスピード感までも分かってくる。
今はまだ、世界に、人生に悲観する時間では無いと思う。最大限情報を得て今後を考えるのが良いのでは無いかと思う。
どーでしたか?






