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第1話 よくある?冒険者登録

 俺は佐藤佑馬、この世界では、レックスと呼ばれている。

 俺には双子の妹がいて、正体は俺をこの世界に送った女神様だ。

 この世界の名前ではリリスと呼ばれている。


 俺はこの世界に来てから丁度10年。

 この世界の人は全体的に体の成長が速く、中学二年ぐらいの身長になっていた。


 両親は、二人とも冒険者で、Bランクの冒険者だったらしい。

 母親の名前はシェリー。冒険者での二つ名は、雷撃のシェリー、と呼ばれていたらしい。

 父親の名前はパルタ。冒険者での二つ名は、双剣のパルタ、らしい


 冒険者についてだが、冒険者ギルドと言うものに、十歳から登録でき、GランクからSランクまである。



「よし、じゃあ行ってこい!」


 今日は冒険者ギルドに登録する日だ。


「「行ってきます!」」


 リリスと一緒に冒険者ギルドに向かう


「レックス君、やっぱり楽しみだよね?」


「ああ、やっぱり異世界って言ったら冒険者だしな」


「テンプレとかってあると思う?」


「分かんないや」


 そのまま駄弁りながら、冒険者ギルドの方へ向かう。


「ここが冒険者ギルドかぁ」


「なんか、あるあるみたいなギルドだね」


 酒場のような外見に、剣をモチーフにした看板が立て掛けられてるという物だった。


「だって、あの異世界転生物の小説の発生源って、私以外の女神が、これをみて創ったって言ってたからね」


「ええ!?そうなの?」


「らしいよ」


 ガチャン


 中の様子は飲んだくれたおっさんや、絡まれてる受付嬢、武勇伝を語るガタイの良い白髪のお爺さん、と言った感じでとても自由な感じだった。


「よぉお前ら、冒険者登録か?」


 顔に傷の入った年季のある男が声を掛けてきた。


「はい、そうです」


「そうか。俺達は真面目にやる新人には、いろいろ教えたりしてやるから、キチンとやるんだぞ?」


「はい、分かりました」



「テンプレにはならなかったね」


「新人には優しいって言ってたからね、あのテンプレは勝手に想像して作られたんでしょう」


「ははは」


 冒険者登録はこちらです、と書かれている受付に来た。


「ようこそ、こちらは冒険者登録受付です。冒険者登録に来た方ですか?」


「「はい」」


「では、こちらの資料に、名前、年齢、特技、親の名前をご記入ください。固有能力オリジンがあって、書いてもよかったらご記入して頂ければパーティなどの募集に役立つかもしれません」


「「分かりました」」


「代筆等は必要ですか?」


「いえ、結構です」


「分かりました」


 よし、これで終わりっと。

 リリスの方は...終わってるな。


「終わった?」


「ああ、終わったよ」


「じゃあ出しに行こうか?」


「そうだね」



「えぇっと...リリスさんとレックスさんですね...親は...え!?雷撃と双剣ですか!?」


 ザワザワ...ザワザワ


「あのBランクの?」


「あぁ、冒険者ギルドでは50もいないBランクのだ」


「これは、期待のルーキーか?」


「多分な、もうかなり仕込まれてると見ていいだろう」


「楽しみだ」



「あ、すいません...」


「あ、いえ大丈夫です」


「ありがとうございます...では、これが貴方達の冒険者カードです」


レックス 十歳

ランク:G

親:シェリー、パルタ

特技:剣術、魔術

固有能力:記入なし


 ランクGでは、Fまでの依頼を受けられて、特例でEを受けられる。


「この書類を両親に渡せますか?」


「何ですか、これ?」


「多分あの二人の子供なら仕込まれていると思いますし、この書類に両親がサインをしたら、特例指定にして貰えると言う物です」


「良いんですか?」


「Bランクの子供には、勝手にこの書類を渡していいんですよ」


「そうですか」


「では、良き冒険者ライフを」



「まさか、Bランクがそんなに少なかったなんてね」


「何が、俺達はなんて大した者じゃねぇよ、だよ大したことあるじゃねぇか」


「そうだね」



 家に帰って来た。

 取り敢えず、書類を渡すか。


「親父、これ、ギルドから」


「ん?、あ、そうか特例指定の対象なんだっけか、お前ら」


「そうたよ!何が大したこと無いだよ!大したことあるじゃねぇか!」


「いや、だって、俺達より強いBランク一杯いるしなぁ、それに、AランクとかSランクはもう人じゃないし」


「えぇ...」


 ステータスがこんななのに、まだ強い奴いるのか...



レックス LV89


基本ステータス


・力 120

・知識 450

・発想力 100

・運 250


スキル


・二刀流

・探知

・火炎魔法


アビリティ


・腕力強化

・防御力強化

・耐久強化

・探知力強化


固有能力


・双剣乱舞 『二つの剣を自在に操る』


 これで、強くないのかねぇ。

 ちなみに普通の人は、



普通の人 LV10


基本ステータス


・力 8

・知識 25

・発想力 10

・運 ???


スキル


・人によるが一つあるか無いか


アビリティ


・無い


固有能力


・無い


 ぐらいなのだ。

 Sランクって、どれぐらい化け物なんだ...


「書類書き終わったから、ギルドに行ってこい」


「分かった」


 まぁ、頑張りますかねぇ、冒険者生活。




――――――――――――――


レックス LV8


基本ステータス


・力 38

・知識 ∞

・発想力 200

・運 1000


スキル


・総武術 『リリスの力で作られたスキル』

・探知

・総魔法 『リリスの力で作られたスキル』


アビリティ


・レベル上昇率アップ 『リリスの力で作られたアビリティ』


固有能力


・千里眼

・強欲

・叡智

・空気王

・****



リリス LV6


基本ステータス


・力 215

・知識 ∞

・発想力 150

・運 500


スキル


・総武術

・探知

・総魔法


アビリティ


・レベル上昇率アップ


固有能力


・千里眼

・強欲

・叡智

・能力創造

・能力コピー

・女神力


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