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スキルを駆使して戦略生活  作者: チョビ
第二章:戦争
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捕まえた兵士

どうも降木です。今作は前作の「スキルを駆使して自堕落生活」の続きであり続きではありません。なので前作を読んでない方でも気軽に読めるのでどうぞ最後まで読んでみてください!!

「ちょっとタクヤ!敵の兵士を捕まえておくのは違反なのよ!?」

「分かってるって。別に俺は違反なんかしてないだろ?ただ傷ついた兵を治療してあげてるだけだろ」

「そうだけど…敵国になんにも知らせてないから勘違いされて攻められるんじゃ…」

「ま、大丈夫だって」

 本当にタクヤは何を考えているのだろうか…。

 普通戦争で負けた兵士はそのまま放っておくものだけど、何故全員の兵をわざわざ連れてきて治療までするのだろうか?

 ただの温情なのだろうか?

「でもそのかわり条件を付けてあいつらも呑んでくれたじゃねえか」

「そうだけど…」

 そうタクヤは兵士たちを休ませてく条件として奇妙な条件を提示したのだ。

 その条件とは、入院の必要が無くなった人はこの国の兵士たちと一緒に暮らすことだそうだ。

 確かにその方が国民も納得してくれるし、場所を取らずに安心だが…

「そういやあ。この国の王様って誰なんだ?」

「おと…王様ですか…。実は先日病にかかり亡くなりました。さらに騎士団の団長も一緒に…」

「へぇ~。じゃ娘であるお前が跡を継がないのか?」

「いえ私は…って、え!?なんで私が娘と知って…」

 まだタクヤにはまだこの国の状況を全く知らせてないはず…。

 そもそもタクヤは一体どこから来たのだろうか?当然現れてこの国を救うと言っていたけど…一体何故この国を?

 それにしては展望玉アウクボール冒険者の本アドベンチャーブックなどを知らなかった…。

「まぁ男じゃないといけないとかそんな感じだろうけど」

「…はい。その通りです」

 これ私に聞く意味がないんじゃ無いだろうか?

「なるほどな…」

 そう言って少し考えた後タクヤはどこかへ行ってしまった。


「いやぁ姉ちゃんありがとな。うちの国じゃこんなことありえないよ」

「いえ。お礼はタクヤさんに言ってください」

 私は今医務室に来ていた。そして兵士たちの治療をしていた。

「あぁあの兄ちゃんか。しかし若いのにすごいなぁ。あのスキルは全部あの兄ちゃんがやったんだろ?」

「えぇ」

「またずいぶんすごい奴が敵になったもんだ」

 敵とは思えないぐらいに気軽に会話していた。


 その後雑談が続いたので思いのほか治療に時間がかかってしまった。

「そろそろ夕方か」

 はやく部屋に戻らないとな。

「マミィ!」

 そう思っていると後ろから声が聞こえた。

 振り向くとタクヤがこちらに走って来た。

「…そんなに急いでどうしたんですか?」

「今日寝るとこ無いからお前の部屋に泊まるからよろしく!」

「えっ!!」

最後まで読んでいただきありがとうございます。

もしよろしけば感想やレビュー等よろしくお願いします。

次はマミィとタクヤが楽しそうです!お楽しみに!!

次回は明日の24時に投稿しますのでよかったら見てください!!

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