タクヤ復活!
どうも降木です。今作は前作の「スキルを駆使して自堕落生活」の続きであり続きではありません。なので前作を読んでない方でも気軽に読めるのでどうぞ最後まで読んでみてください!!
「これは一体どういう事?」
私たちは謎の敵、もとい砂を見ていた。
「これは…。そのまま逃げたか、それともこれが元々土人形だったか…」
とカルエは言った。が、
「でも!こんな強い土人形を作れる人なんてそうそういないはずよ!これじゃあタクヤと同じくらいだわ!」
そうこんなにも強い土人形を作れるなんて…、それに三体同時に…。こんなふざけたことが出来るのはタクヤしかいないはず…。
でもタクヤは今倒れているのでこんなことは出来ない…。
「それじゃあ敵にもタクヤと同じような使い手がいるんでしょうね」
「そんな…」
と、言っていると、後から声が聞こえた。
「あ~中々鋭い事言ってたのになぁ~」
私たちは慌てて背後を振り返ると、
「よぉ!とりあえずは俺の土人形(土人形)を倒したみたいで、おめでとう!」
その後、私達は食堂に行き、これからの事を話しつつ、食事をした。
「全く…、全部タクヤの罠だったなんて…」
「まぁいいじゃねえか!いい特訓だと思ってな!」
「…そういわれると何も言えませんね」
とカルエは若干諦めたように言った。
「それにしてもなんだよあの土人形!私たちの苦手な攻撃を仕掛けてきてから!倒すのに手こずったじゃないか!」
とポピィンは言うが、それはタクヤの策があることを私は説明した。
「戦場では常に自分に有利な状況や相手だとは限らないわ。だからどんな敵、どんな状況でも有利に立つために頑張るのよ。それが今回の教訓よ」
「へぇ~、なるほどな~」
と言ってポピィンは納得した。
「まぁ、でもやり方が少し気に入りませんが…」
とカルエが少しすねた感じで言った。
「そうよタクヤ!わざわざ私達にやらせるためだけに仮病を使うなんて…。一体どれだけ心配したか…」
と言うと、タクヤは、
「まぁその事に関しては色々とヒントをあげたつもりなんだがな」
「ヒント?」
と私が考えいると、
「あぁ、なるほど…」
とカルエが一人うなずいた。
「まぁまだマミィには難しかったかな」
と一人タクヤが笑った。
「ん~…」
とポピィンが何か悩んでいるみたいだった。
「どうしたのポピィン?」
「いや…ちょっと…」
とすごく真剣に悩んでいるみたいだ。
一体何をそんなに悩んでいるのだろうか?
「よし!決めた!!」
と突然ポピィンが立ちあがった。
「タクヤ!この戦いが終わったら結婚しよう!そして、私の国を一緒に盛り上げよう!!」
と突然、ポピィンがタクヤにプロポーズした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もしよろしけば感想やレビュー等よろしくお願いします。
次回マミィ達の恋が少し進展…!?




