初の戦争
どうも降木です。今作は前作の「スキルを駆使して自堕落生活」の続きであり続きではありません。なので前作を読んでない方でも気軽に読めるのでどうぞ最後まで読んでみてください!!
冒険者の本の一ページ目には魔法の使い方が載ってあった。日本語で書いてあったので少しほっとした。そのページによると自分の魔力や器用さや知力などが高ければ使える魔法の種類が増えるらしい。
次のページには自分のステータスらしきものが載ってあった。
なるほど…やっぱり知力と器用が高い。あっちの世界でもこんな感じに自分のステータスが分かれば少しは楽しかっただろう…
更にページをめくると自分が今使えるスキルが載ってあった。そしてスキル名に触れると頭のなかにスキルの説明らしきものが浮かんだ。
ただどうやってスキルを使うのだろうか?
試しに戦場の所に土の壁を出してみるか…
『ソイル』
すると想像してた以上の規模の土の壁が出現した。
なるほど…これはいけるぞ。
「皆敵兵をとらえたから一端下がれ!」と展望玉に唱えるとマミィが「えっ!」っと反応した。やはりこれは頭のなかに自分の声を聞かせてあげることが出来るそうだ。
「マミィ!溺れた奴を助けることって簡単か?」
「え…えぇ。一応できますが…」
「ならオッケーだ」
「え?…一体何を?」
『ウォーター』
壁の向こう側。敵兵がいる方の頭上に大量の水を出現された。
しかしすぐに壁に穴が開けられた。
敵兵もやりますな。さてこれからどうしましょうか。
「なぁマミィ。一度出現させたものって消すことできるか?」
「いえ…一度出現させたらもう消すことは出来ません」
「はぁやっぱりだめか…」
『フレイム』
一瞬で水を蒸発させた。
敵兵は戸惑っているが、壁の穴を通って出てきた。
「皆隅っこに避けていてね~。近づくと危ないぞ~」と展望玉 に唱えた。
「一体何を?」とマミィが戸惑っていたが。俺は気にせずいった。
敵兵は少し躊躇いながらまっすぐ門まで進んでいった。
『配合技:停止風』
敵兵の真上に土を混ぜた風を吹かした。
「本当に何をやっているのですか?」とマミィが言ってるがいちいち説明するのも面倒だから、「とりあえず見とけ」とだけ言った。
そろそろ敵兵が門をくぐろうとしてたのでそろそろ発揮させることをした。
敵兵にまとわりついた土を固めて動きを止めた。それを見た兵士たちは一斉に横にずれた。
やっぱり大分鍛えているな…
まぁそれもよんでいたことだけどな。
その瞬間横にずれた兵士たちの下の土が崩れた。
「なずけて『大地崩壊(落とし穴)スキル』ってか。最後に…『ソイル』」
更に壁を出して敵兵の逃げ道をなくした。
「あとはよろしく」と展望玉に唱えた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もしよろしけば感想やレビュー等よろしくお願いします。
次は少し緩い話になりますがお楽しみに!
次回は明日の24時に投稿しますのでよかったら見てください!!




