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スキルを駆使して戦略生活  作者: チョビ
第四章:攻められる城
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マミィの戦い

どうも降木です。今作は前作の「スキルを駆使して自堕落生活」の続きであり続きではありません。なので前作を読んでない方でも気軽に読めるのでどうぞ最後まで読んでみてください!!

「なんなのよこいつ!」

 さきほどから近距離で攻撃しようとしたら敵は下がって遠距離で攻撃してくる。そして私も遠距離で攻撃しようとしたら敵がすぐに近距離で攻撃してくる。

 なので先ほどから全く攻撃をあたることができなかった。

 カルエやポピィンに助けてもらいたいけど二人も今は戦闘に集中している。

 だから私も一人でやらないと…。せっかくタクヤにヒントを貰って私も強くなったのに…。

 でも敵ははやくすぐに遠距離と近距離との戦闘を切り替えるので全く攻撃の隙を与えてくれない…。

 くそ!だんだんといらいらしてきた…。

「マミィ!やけになったら駄目よ!!」

 するとエルゼの声が聞こえた。

「あ、ありがとうエルゼ!」

 そうだ冷静にならないと…。いつもタクヤに言われていることだ…。

 タクヤ…。もしタクヤがここに居たら…。

 駄目だ!カルエにも言われたがそんな弱音を吐いてる場合じゃない!

 こんなやつ私一人で倒せるようにならないと…。

「くそっ!」

 やっぱりだめだ全然攻撃が当たらない…。

 しかし敵の魔力はどれだけ高いのだろう?さきほどから移動上昇のスキルを何度も使っているが全く魔力切れしてる様子はない。

 まるでタクヤみたいだ、と感じた。

 もうここはとにかく攻撃を当てることに専念しないと…。

 しかしこの前の魔獣の時みたいに移動上昇の多重化を使えばいいのだが、敵も移動上昇を使うのでかわされるリスクがある。

 しかもこの技は私の魔力的に一度きりの技なので一撃で決めないといけない…。だからこの技はまだ使うことはできない…。

 さてどうするか…。

 そんな時ふいに声が聞こえた。

「おいおい、敵に翻弄されんなよ。敵が遠くにいくなら遠距離で近くに来るなら近距離で迎え討てばいいことじゃねえか」

「この声は…タクヤ!?」

 そう言って私は辺りを見渡すがどこにもタクヤの影は見えなかった。

 では今のは一体なんだったのだろうか?

 タクヤの声で間違いないはずだが…。

「駄目だ!今は集中!!」

 そして敵に襲い掛かるがまたかわされる。

 やっぱりだめだ…。

 さっきのタクヤの言葉は一体どういう意味だろう?

 私もさっきから遠くに行ったら遠距離でやっているのだがすぐ敵が近くに来てとてもスキルを撃てる状態ではないのだが…。

 いや…、遠くにいくなら遠距離、近くに来るなら近距離とタクヤは言った…。まさか…!

 私はとっさに敵に攻撃した。

 だがもちろんそれはかわされ遠くに行った。

「今だ!」

 私は攻撃をしかけた瞬間にすぐに遠距離のスキルを唱えた。

『フレイム』

 すると初めて敵に命中したが敵はぎりぎりでかわしてすぐにこっちに向かってきた。

「これならいける!」

 そう決心して私は一本のナイフを取り出しすぐにスキルを唱えた。

多重技プロミヤスキル:速度上昇スキル』

 敵がこっちに向かってきている今ならこれをかわすことはできないはず…。そしてスキルの発動時間も短くて済む。

『ヒール』

 私は攻撃してすぐにヒールを唱えた。

「よし!」

 みると敵はその場に倒れていた。

 みるとカルエ達も倒していた。

 そして私は倒れた敵を見ると、

「えっ!」

 敵が砂になって消えてった。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

もしよろしけば感想やレビュー等よろしくお願いします。

次回、タクヤに容体に変化が!?お楽しみに!!

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