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スキルを駆使して戦略生活  作者: チョビ
第四章:攻められる城
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新たな仲間

どうも降木です。今作は前作の「スキルを駆使して自堕落生活」の続きであり続きではありません。なので前作を読んでない方でも気軽に読めるのでどうぞ最後まで読んでみてください!!

「エルゼねぇ…」

 とタクヤは呟いた。

「まずはあなたの目的を教えて下さいますか?」

 とカルエが聞いた。

 するとエルゼは少し笑って、

「先ほどももうした通りこの世界を救うですよ?」

 と答えたがカルエは納得せずに、

「私はそのあとの目的を聞いてるの」

 と言ったら急にタクヤが入ってきて、

「まぁとりあえず俺たちの味方ってことでいいんだよな?」

「ええ、そうですわ」

 そしてタクヤが小声で、「まぁそういうことだ」とカルエに言った。

 まだカルエは納得していない様子だったが、そのまま黙った。

 すると少しカルエが悩んだ後またエルゼに質問をした。

「世界を救うとは具体的にどういう何をするおつもりで?」

「それは簡単なことですわ、今あなたちを追っている敵。サタディ王子を倒すことですわ」

「サタディ王子!?」

 私は思わず声を出してしまった。

 それもそのはず、サタディ王子と言えば、この世界を実質的に支配している人なのだ。

 そしてエルゼは今私達を追っていると言った…。

「あら?ご存じなかったですか?」

 カルエはそのまま黙ってしまった。

 そのまま少しの沈黙が流れた後、

「おいおい、あんまし俺の大事な仲間をいじめるなよ~」

「あらすいませんでした。しかしこれは中々おもしろい成長してますね」

「だろ~」

「でもそちらの王女さんはまだまだですね」

 と言われてポピィンの方を見ると、口をポカンと開けていた。

「ちょっとポピィン大丈夫!?」

「…あっ!あぁ大丈夫だ!それよりサタディ王子に追われてるって…」

「そのまんまの意味だよ。さっきの爺さんも全てサタディの差し金だよ」

「しょ…証拠は」

「簡単なことだよ、昨日ちょいと爺さんの部屋の方を調べたらたくさん見つかったんだよ」

「いつの間に…」

 あぁ、この反応昔の私を見ているみたいだ。

 まぁ昔と言ってもまだ一か月ぐらいしか経っていないのだが…。

「で、エルゼ。お前は何メインだ?」

「失礼、わたくしは支援メインですわ」

「なるほど支援か…」

 うぅ~私とかぶるな…。と思っているとエルゼが笑いかけて、

「安心して下さい、私は回復はほとんど使えませんから」

 と言ってきた。

 この心を読まれている感じ…。なんだかタクヤを相手にしているみたいだ…。

「よ~し、じゃあ作戦会議でもするか」

「えぇ、そうしましょう」

 と言ってタクヤとエルゼは歩き出した。

「っと、その前に。ポピィンはもう俺たちの仲間ってことでいいよな?」

「えぇ!勿論!お父さんを殺した罪を償ってもうわ!!」

「よし決まりだな」

 こうして私達の仲間が二人増えた。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

もしよろしけば感想やレビュー等よろしくお願いします。

次回タクヤに異変が…!お楽しみに!!

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