プロローグ
どうも降木です。今作は前作の「スキルを駆使して自堕落生活」の続きであり続きではありません。なので前作を読んでない方でも気軽に読めるのでどうぞ最後まで読んでみてください!!
ここは刑務所で、俺は17才だ。そして今刑務所ここで不可解なことが起こっている。それは、神隠しだ。なぜか急に囚人が消え、一週間後ぐらいにまた檻の中に戻ってくる。死体となって…
そして次の日また誰かが神隠しにあい、戻ってくる。その繰り返しだ。そして昨日、また死体となって戻って来た。次は誰がいなくなるかと、みなソワソワしている。
コツン コツン
足音が聞こえた。見回りが来たのだろう。俺は考えるのをやめ、深い眠りについた…これから起こることもしらずに…
目が覚めると俺はただただ広い真っ白な空間にいた。そして、目の前に人が立っていた。
「誰だ!」
俺は思わず叫んだ。
「私はこの世界の管理者。あなた達には神様と呼ばれています」
「神様?」
「はい。そして、あなたをここに呼んだのはこの世界と異なる世界、異世界にいってもらいます」
「つまり俺に異世界を救えと?」
「はい。ただあなたをそのまま送っても役立たずなのであなたに膨大な魔力を授けます」
「膨大な魔力?」
「はい。あなた達の世界は魔力を持った人間は居ませんからね」
すると突然目に一冊の本が現れた。
「これは?」
手に取ってその本を開けてみると、辺りが急にまぶしくなった。
「それは冒険の本です。きっとあなたの役に立つでしょう」
もうまぶしくて目を開けられなくなった。
「さぁ行きなさい。また救ってくれることを願ってます」
その言葉をきっかけに俺は異世界へと旅立つのであった。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もしよろしけば感想やレビュー等よろしくお願いします。
次からは話も進展していくので楽しみにしてください!