転生
頑張って投稿しますのでどうかよろしくお願いします。
俺の名は、アルト
なんでこんな自己紹介なんかをしているかと言うと。
俺は、一度死んだ
地球と言う星で
なんでこんなことを言ってるか?
それはここが、地球ではないからだ。
この世界は、日本のラノベで今流行っている。
"異世界"だ、この異世界には、魔法や魔物も存在するらしい。
なぜらしいなのかは、まだ魔法も魔物もみたことがないからだ。
死ぬときに俺は、願った。次の人生はどうかもう少しましでありますように。
そして俺は、赤ん坊としての新しい命をもらった。
暗く狭い場所にいた。
そして何かに押し流されるように眩い光と優しい顔をしたおっさんの顔が見えてきた。
それが、この世界での俺の始めの記憶
それから
俺は優しい顔をしたおっさんに持ち上げられて、親と思われる人の目の前に持ってこられた。
そのときそこにいた人達は、泣かない俺を心配したようだけど元気な姿を見てホッとしたようだった。
そこで俺は、心配をかけたことを悪いと思い。
元気いっぱいに声を出した。
「オギャアァァアァァァアァァァ!!」
この声を聞いてほんとの意味でホッとしたようだった。
ここにきて優しい顔をしたおっさんが
「元気な男の子ですよ」
と言った。
そこで俺は猛烈な睡魔に襲われ眠りについた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に目を覚ましたのは、朝だった。
どうやらほぼまる1日寝ていたと思われる。
俺は眠っていた時間を取り替えそうと現状確認をすることにした。広い部屋に大きな窓、高そうな調度品そして赤ん坊が寝るようなベッドに寝ている俺
俺が現状を確認していると、俺が起きたことに気がついたのか中世のハウスキーパー、俗に言うメイドの格好をした人が話しかけてきた
「おはようございます。アルト様、私の名前はシアナと言います。と言ってもまだわかりませんよね」
と微笑み俺を抱っこして、部屋の外へと連れ出した。
初めはすぐ着くだろうと思っていたら
10分も抱っこされながら揺られそしてメイドの足が止まり
やっとかと思って見ると
大きな庭だった。いやもうこれは庭園と言った方がいいくらいの大きな庭。
大きな池には橋が架かってたり、一本の立派な松の木のようなものが威風堂々と生えていた
どうやらこの木は、俺が生まれた屋敷と言っても過言ではないくらいに広い家を建てた時に一緒に植えたらしい。
話がそれてしまったが庭には20代に見える金髪でとても高そうな服を着た威厳の満ている男とその横に付き添っている執事服を着た50代半ばと思える人白髪の爺さんがいた。
(この爺さんは、きっと名前がセバスチャンな気がする)
男は俺を見るなり立ち上がり近ずいてきて
何も言わずにシアナから俺を少し乱暴に奪い取ると頬ずりをしてきた。
そのさまは、ダメおやじそのものだった。
嫌で、もがいても大人と赤ん坊では力の差がありすぎるので逃れることはかなわなかった。
俺がなされるがまま頬ずりをされていると後ろから透き通る様な声が響いてきた。
「やめなさいライル、嫌がっているでしょう」
その人は容姿はとても整っていて白い服と金色の綺麗な髪もあって神々しかった。
この男は、ライルと言う名前だとわかった
ここにきてライルが
「アリシアそんなこと言わないでくれよぉ~俺だってそんなことわかってるんだからさぁ」
わかってるんだったらやめてくれよ
「けどようあまりにもこの子が可愛くてよぅ」
「私とあなたの子供だもの可愛いに決まってるわよ」
(うぇー、本当に砂糖が吐きそうな会話をする人がいるんだ)
2人がそんな話をしていると執事服を着た爺さんが話しかけてきた。
「お二方アルト様を大事することはかまいませんがあまりひいきが過ぎませんようにお初にお目にかかります執事をしておりますカイルと申します」
その声は妙に眠気を誘う声で俺にしゃべりかけてきた
その声のせいか、赤ん坊の体のせいかはわからないがすごく眠くなってきた。
その眠気にさらうことはかなわずそのまま眠りについた。
最後に目に入ったのは俺を見ながらやさしく微笑むライルとアリシアの顔だった。
次は、数年後の話です。