エピローグあるいはプロローグと呼ばれるモノ
レーテーと呼ばれる川がある。
忘却の女神の名を冠するその川を渡ると、すべての記憶をなくしてしまうらしい。
川を渡ること、そして、記憶をなくすこと。
天秤にかけなくともどちらを選ぶかは明白だろう。
だが、向こう岸に自分の求めているものがあったらどうだろう。
たとえばそれが、渡らなければ二度と手に入らないものだったとしたら。
だからこそ、俺は再びこの川を進んでいく決意をした。
それを手に入れるために、記憶を失う覚悟をした。
だが_____________
その覚悟は、一種の諦めのようなものではないだろうか。
この選択をしたのは、俺がすでに腰まで川に浸かっていることに。
後ろを振り返っても、もうすでに戻れる岸がないことに。
後戻りができないと気づいてしまったからかもしれない。
この話でこの物語は終わりとなりますが、今回の反省(設定の変更による投稿済みだった話の大幅改稿)を踏まえ、きりのいいところまで書いたら投稿を再開しようと思います。
また、しばらく経ったらお会いしましょう。
短い間ですが、この作品を読んでいただきありがとうございました。
評価、ブックマークがとても励みになりました。応援ありがとうございました。




