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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が高いです。予めご了承下さい。

レーテー川の向こう岸より

 死後の世界には、レーテーと呼ばれる川がある。
 忘却の女神の名を冠するその川を渡ると、すべての記憶をなくしてしまうらしい。
 川を渡ること、そして、記憶をなくすこと。
 天秤にかけなくともどちらを選ぶかは明白だろう。
 たとえ向こう岸に、自分の求めているものがあったとしても。
 たとえそれが、渡らなければ二度と手に入らないものだとしても_________

 日本から異世界転生した勇者ミサキは、魔王を倒して世界を救ったものの、魔王と相打ちになり失意の中死んでしまう。
 だが、彼はまた別の世界の女神に拾われ、魔王やその配下達を打ち倒し世界を救った、記憶を代償に強力な力を得る神話再臨『イミテーション・ゴッズ』を頼りに、女神の世界を救ってほしいと頼まれる。
 すでに日本にいた頃の記憶を失っていた彼は迷うが、世界を救った暁には願いを何でも一つだけかなえてくれることを条件に、世界を救うことを決意した。
 そして再び異世界召喚されたミサキだったが、目の前に現れた少女、メアリーの罠により体が入れ替わってしまい______
 こうしてその世界の根底を揺るがす大事件に巻き込まれてしまうのだった。

 死後の世界に、レーテーと呼ばれる川がある。
 忘却の女神の名を冠するその川を渡ると、すべての記憶をなくしてしまうらしい。
 川を渡ること、そして、記憶をなくすこと。
 天秤にかけなくともどちらを選ぶかは明白だろう。
 だが、向こう岸に自分の求めているものがあったらどうだろう。
 たとえばそれが、渡らなければ二度と手に入らないものだったとしたら。
 だからこそ、俺は再びこの川を進んでいく決意をした。
 それを手に入れるために、記憶を失う覚悟をした。
 だが、その覚悟は、一種の諦めのようなものではないだろうか。
 この選択をしたのは、俺がすでに腰まで川に浸かっていることに。
 後ろを振り返っても、もうすでに戻れる岸がないことに。
 後戻りができないと気づいてしまったからかもしれない。

 これは、記憶も体も、すべてを失った彼が、すべてを手に入れる物語である。
プロローグあるいはエピローグと呼ばれるモノ
1章:終わり、始まる物語
間章 追憶と忘却
追憶と忘却
2024/07/06 18:05
2章 黒と白
牢屋にて
2024/07/06 20:07
悲報:しばらくこのまま
2024/07/06 20:11
二人の過去
2024/07/07 08:00
2024/07/08 18:00
あの時と同じ
2024/07/09 18:00
破壊魔法
2024/07/09 20:00
決着
2024/07/10 18:00
復讐と願い
2024/07/11 18:00
面倒くさい状況
2024/07/13 18:00
混沌
2024/07/14 18:00
混沌×混沌=?
2024/07/15 17:59
3章 白と黒
暗い道のり
2024/07/16 18:19
森での生活
2024/07/17 18:00
レベルアップ
2024/07/18 18:00
称号
2024/07/19 18:00
吸血鬼
2024/07/20 18:00
2024/07/21 18:00
変質
2024/07/24 18:00
辛い道のり
2024/07/25 19:00
次の日の朝
2024/07/26 18:00
2024/07/30 18:00
未知との遭遇
2024/07/31 00:00
すれ違い
2024/07/31 01:00
若葉
2024/07/31 08:00
若葉の過去
2024/07/31 16:00
神話再臨
2024/07/31 17:00
勝利の余韻
2024/07/31 18:00
魔王(魔王ではない)
2024/07/31 19:00
別れ
2024/07/31 20:00
次の物語へ
2024/07/31 21:00
エピローグあるいはプロローグのと呼ばれるモノ
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