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出会い
これは私が今年の夏出会った、とある童女の最後の物語である
初めてその少女に出会ったのは、学生が夏休みに入ったぐらいだっただろうか、テレビの広告で見たアイスをコンビニで買い食べながら家に帰っている時私は見た。
電話ボックスのコードで首を吊っている少女を
いや今思うと見つけたの方が正しいのだろうか。まぁそんなとこはどうでもいい
人通り道の少ない道,恐らく目撃者は私だけだろう、普通なら即110番だろうがそのときの俺はどうにかしていた、
なぜかその恐ろしい光景に引き寄せられらように、
私は少女と目が合った、私が移動して目を合わせに行った訳ではなく童女がこちらを向いたのだ。
私は持っているビニール袋が手汗でぐしょぐしょになっていることに気が付いた。
少女はこちらに何か言っていたがそんな声は、私の今にも爆散しそうな心臓の音でかき消されていた。
とにかく一刻も早くこの場を立ち去って全部忘れて普段の生活に戻りたい心のどこかでそんなことを考えている時、その首を吊っている少女は言った。
「私を殺して、」と。




