出会い
これは私雨宮凛が今年の秋、不老不死の童女を殺害した物語である。まず先にまず説明しておくが私は不老だ。
初めてその少女に出会ったのは、立秋を過ぎたくせに全く秋の気配を感じない暑さの日の昼のことだ
コンビニでアイスを買い食べながら家に帰っている時私は見かけた、電話ボックスのコードで首を吊っている少女を。いや今思うと見つけたの方がが正しいのだろうか。
人通り道の少ない道,恐らく目撃者は私だけだろう、普通なら即110番だろうがそのときの私はどうにかしていたのだろう、その恐ろしい光景をもっと近くでみたいと思ってしまったのだ。その時私は少女と目が合った、私が移動して目を合わせに行った訳ではなく童女がこちらを向いたのだ。
私は持っているビニール袋が手汗でぐしょぐしょになっていることに気が付いた。童女はこちらに何か言っていたがそんな声は、私の今にも爆散しそうな心音でかき消されていた。私が睨まれた蛙のようになっているその時、後ろからサイレンが聞こえてきた、どうやら私が来る前に誰かが通報していたらしい、私は面倒なことになると思い、すぐにその場を立ち去った、
アイスのあたり棒をを落として