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或る辺境伯の憂鬱

ちょっとフライングです。

本編【たのまれごとは旅路のはじまり】のネタバレ含みます。

私はガイラス・ミル・ラインバッハ。

ガイン王国の由緒ある辺境伯家の十八代当主である。

我がラインバッハ家は、ガイン王国の建国王、アルバート・ミル・ガイン様に付き従い建国の一翼を担ったらしい。

我が家に残る初代様の日記にはそう書いてある。大きな声では言えないが、今となっては怪しい部分が多々見られるのだが。

とにかく、ガイン王国建国時から続く家柄であることは確かだ。


ラインバッハ家は、建国王より領地と辺境伯の爵位を賜った。

領地はガイン王国の北側に位置し、緑豊かなガルーシャの森と、静謐(せいひつ)なる水を(たた)えたガルシア湖の恵みを受けた風光明媚な土地である。


国の北端を守るということで、北の領地とある程度の自治を認められた辺境伯の爵位を賜った。

ある程度の自治とは、戦争のことである。

我が家は、ガイン王国で唯一開戦の権利を賜った家なのである。

それ故辺境伯は、ガイン王国では侯爵よりも上位に位置付けられている。

また、ガイン王国では公爵位は王族であるため、辺境伯は貴族位の中では最高位である。


ガイン王国はロンガード大陸の南端に位置するため、一年を通して暑い期間が長い。

作物を育てる上では非常に恵まれているが、夏の時期になると日陰であっても暑くて大変なことが多い。

ただし、王国の北部にある我が領は、ガルシア湖があるおかげか比較的過ごしやすい。

そのため王国の貴族たちは、夏の間ガルシア湖の畔にあるオリバ村へ暑さを逃れてやって来る。

財力のある者たちは、競うように別荘を建てている。今では王国における一大リゾート地となった。


間に森があるとは言え、我がラインバッハ領は世情の不安定な隣国と接する土地であるというのに、避暑とは呑気(のんき)なものだと思う。

まぁ、不安定な隣国とは言っても、ここ数百年の間戦争などは起きていないが。



ロンガード大陸西側の歴史は戦乱の歴史と言ってもいいくらい争いが絶えなかった。

ガイン王国が成立するまでは、この場所でも戦乱が絶えなかったという。


我が領は、テルステット共和国と隣り合っていることから、商人をはじめとする人々の行き来が多い。

そのため、ガルーシャの森にも馬車が通れるだけの道が通じている。

ただ、昨今はこの道を使って獣人や亜人が運ばれているらしい。


我がガイン王国では、初代建国王のときより奴隷制は廃止されている。

それ以外の国でも奴隷制は取られていない。

一部、例外的にイシュベルク神聖帝国では犯罪奴隷というものがある。


古代文明が栄えていた頃には、奴隷が存在していたようだが、古代文明が滅びてからはなくなっていったそうである。

だが、隣国テルステット共和国では、闇で獣人や亜人が取引されることが公然の秘密となっている。



ロンガード大陸は、その中心にラダルス大山脈があり、大陸を東西に分断している。

そのせいでロンガード大陸の西側と東側では、人の行き来が少ない。

そして大陸の西側と東側では、住んでいる人種が大きく異なる。


ロンガード大陸の西側では我々のようなヒト族が主に暮らしている。

東側では獣の一部をその身に残した獣人やエルフ、ドワーフ、魔族などの亜人が主に暮らしている。


ロンガード大陸の西側では、地形に倣った形で国がまとまり、ヒト族の争いがなくなっていった。

それと共に、富み栄える者もでてきた。

そういった者たちの中で、主にテルステット共和国で非合法的に、大陸の東側の獣人や亜人の奴隷が取引されるようになっていった。


嘆かわしいことに我が領にあるガルーシャの森では、隣国テルステット共和国との境界という立地を背に、奴隷の闇取引に使われているのである。


これは、とても容認できることではない。奴隷制度を禁じたガイン王国初代建国王様に対しての冒涜であろう。

それ故にガルーシャの森へは、我が領の警備隊を定期的に調査に向かわせている。

また、ガルーシャの森周辺では常に情報を集め、闇取引がいつ行われるか注視している。


先日我が手の者が、ガルーシャの森で奴隷の引き渡しが行われるという情報を得てきた。

どうやら久しぶりの大物の取引らしい。


闇取引では、エルフ、獣人、魔族、ドワーフの順に高値で取引される。

また、獣人の中でも獅子族や狐人族などの貴種、希少種などが高いとされている。

獅子族は獣人の国、獣王国では王族以外にいないとされており、獣王国では貴種として扱われるそうだ。

また狐人族は、獣人の中でも唯一魔法を扱える種族で個体数が少ないらしい。

確かに、犬人族や猫人族はよく見かけるが、狐人族は見たことがない。

噂ではエルフの森に狐人族の里があり、そこから出てくることはないと聞く。


まさかとは思うが、今回はエルフや獅子族などが闇取引されるということなのであろうか。

そのようなこと、悪夢としか言いようがない。


そのようなことが起これば、エルフや獣人たちが国を挙げて我が領に押し寄せてくるだろう。

数が少ないとは言うが、エルフ族すべてとなれば数十万はいると聞く。

それら全部とは言わないが、一万ほど動員するのは不可能ではないはず。

魔法に長けたエルフが一万となれば国が亡ぶやもしれん。


獅子族であっても大して変わりはない。

獣人の中でも貴種である獅子族が誘拐され、取引されるとなれば、獣王国が国を挙げてやってくるだろう。

獣人はヒト族ほどではないが、かなりの数がいる。


それらの者たちが我がガイン王国の国境を越え、我が領にやって来る。

我がガイン王国は東の隣国である獣王国とは同盟関係にある。

もし彼らがやってくるとなれば、当然同盟国である我らも兵を出すことになるだろう。

そうなればテルステット共和国とは全面戦争になりかねない。


この四百年の間、ガイン王国では戦争はなかった。

せいぜい我が領と隣国のテルステット共和国との間で小競り合いがあったくらいだ。

その小競り合いも、国境であるガルーシャの森の中でのことなので、たいしたことにはならなかった。

それもヒト族同士の争いだったからということがあるかもしれないが。


それが魔法に長けたエルフや、身体能力が高く森での移動を苦にしない獣人たちであれば、被害が拡大するのは想像に難くない。

我が国とて、同盟国ということで指を咥えているわけにもいくまい。

なにせ四百年ぶりの戦となれば、戦功を欲しがって前のめりになる貴族も多いだろう。


そうなれば大陸の西側は大きな戦禍に飲まれることになる。



結局多くの民が巻き込まれることになる。

そのようなことは避けねばなるまい。

そのような大事にしてはならない。

何よりも、取引される当人たちが哀れだ。

同じ言葉を交わし、意思の疎通ができる者を奴隷にするなど言語道断。


だから、何としても闇取引を成立させてはならん。

取引される前に拐かされた者たちを解放し、国元に返さねばならん。



そのために、我らは領内の警備隊から選出した調査隊をガルーシャの森に送った。

隊長は私だ。

私自ら現場を確認し、何としても取引を潰しておきたかった。


ガルーシャの森に入って三日経ったが、闇取引に関わっていそうな者は見つからない。

我が調査隊は警備隊より選出した五十名の精鋭たちだが、道をはずれ森の中を散開しているが、網にはかからないようだ。



この森は、狩人たちに言わせると”濃い”森らしい。

我が国には、南のミズールの森やバンデミル半島の森など規模の大きな森がいくつかあるが、ガルーシャの森はそれらのどの森よりも深く”濃い”という。

私は、残念ながらガルーシャの森しか知らないから何とも言えないが。

それほどに深い森の中に道を作り上げた先人たちには頭が下がる。


そのような森の中で、できるだけ獣や魔物との遭遇を避け、探し物を見つけるのは骨が折れるものだ。

探す対象は恐らく馬車を使っていると思われるので、道に沿って探索すれば事足りるかもしれない。

しかし万が一ということもあるので、できるだけ隈無く探すようにしている。


森に入って七日目に、道の端のやや開けた場所に放置された幌馬車を見つけた。

周りの木々はなぎ倒されていたり、血の跡なのかドス黒く変色しているところが見られた。

幌馬車自体は特に壊れてはいないように見受けられたが、ここまで無理をして走ってきたのか車軸がガタついていた。

これではあまり走らせることはできないだろう。

幌馬車の中には大きな檻があり、中はも抜けの空だった。

その檻以外に幌馬車に積まれているものはなかった。


周囲の状況から何か大きな魔物に襲われたように見えるが、幌馬車の中が比較的きれいであることから、中にいた者は自力で抜け出したか、外から助けられたように思われる。

周囲の状況からすれば、とても取引があったようには見えない。


幌馬車を引いていた馬や、護衛していたと思われる者がいないということは、魔物に連れ去られたのであろうか。

襲ったのが魔物であれば、その場で食い散らかしてそのままになっていると思うのだが……


いろいろと奇妙な現場ではあったが、特に取引された痕跡があるわけでもなく、幌馬車の積み荷が檻だけということでは判断のしようがない。

ただ積まれていた檻は、大きいことは大きいが高さが低く、私の胸元くらいの高さだ。

ひょっとしてここに囚われていた者は子供であったのかもしれない。


我々は、この幌馬車が残された場所を拠点にして周囲を捜索することにした。

囚われていた者が子供だとすると、それほどの距離を移動しているとは思えないからだ。


また、この幌馬車が闇取引に関わるものだったのか確信がないため、念のためこの先のテルステット共和国側に数名派遣して、奴隷商人やそれらしき者たちの探索を命じた。

それ以外の者は、この拠点を中心に囚われていたと思われる者たちの探索を行った。



それから四日ほど辺りの捜索を続けた。

周囲に残されていた足跡などから、どうやらあの幌馬車はフォレストウルフに襲われたらしい。

フォレストウルフとは森にいる狼が魔物化したもので、個体によっては馬車よりも大きい。

その大きさからはとても想像がつかないほど俊敏に動き、戦災級の災害を齎すこともある。


今私が連れている精鋭五十名であたっても厳しい結果になるだろう。

まず、最低でも魔法が使える者が十名以上で足止めする必要がある。

我が領ではこのガルーシャの森に接しているため、百名以上の魔法士が所属しているが、今ここには十名も連れてきてはいない。

現時点でフォレストウルフが現れれば、我々は全滅すらあり得る。


フォレストウルフの存在が疑われる現状に()いても、今回連れてきた者たちは私から与えられた仕事を淡々と熟している。

私ですら恐怖を覚えているのだ、彼らが心の内でどれだけの恐怖と戦っていることか想像するに難くない。

彼らとてわかっているのだ。この人数ではフォレストウルフには蹂躙されるだろうということを………



この四日の間に現場を調べていると、不自然に土が盛られたところを見つけた。

その場所を掘り返してみると、数人の人間が埋められていた。

この状況から、埋められていた者たちは幌馬車の関係者で、何かを輸送途中にフォレストウルフに襲われたと見られる。

そして、彼らが襲われた後に何者かがフォレストウルフを退治し、彼らを埋葬したのではないかと思われる。

何故なら、遺体には牙や爪の跡は残っていたが、食い千切られていたわけではないからだ。


何者がフォレストウルフを退治したかは不明だが、幌馬車や檻の状態から、その何者かが檻の中にいた者を保護したのではないだろうか。

その何者かが、テルステット共和国側の人間………たぶん奴隷商人であろう………の可能性もある。

しかし、先に派遣した数名の者からは、ここからテルステット共和国側に人の痕跡が見当たらないと報告があった。


埋められていた遺体の状態から、襲われてからさほど時間は経っていないと思われるが、フォレストウルフを退治した者は風のように消えてしまったようだ。


これ以上ここに留まっていても仕方がないということで、我々は引き上げることにした。


引き上げのときも、この森に来た時と同じく周囲の探索を続けた。

できれば、フォレストウルフを退治した者や、檻の中にいたと思われる者を見つけたかった。


願いは敵わず、幌馬車があった場所を出発してから七日目に森の外に出た。

半月以上に及ぶ森の中の捜索で疲れが溜まっていたが、森の外に出たことで安堵感に包まれた。


久しぶりに開放的な場所で野営の準備をしていたのだが、気になるものを見つけた。

視界の遠くに家らしきものの屋根が見えるが、あんなところに村があっただろうか。


湖とは離れているようだし、オリバ村はもっと先のハズだ。

最近この辺りに入植した者がいるとは報告がなかったが……

明日にでも確認しておいた方がいいかもしれない。

そう自分に言い聞かせて眠りについた。



翌朝、昨日気になった家を目指すつもりで出発したが、家はおろか建物の影も見えなかった。

昨日見えた家の辺りと思われる場所まで来てみたが、家はみつからなかった。

ただ妙に土地が平になっているのが気になる。

ここまで歩いてきた場所のようなデコボコがなく、きれいに整地されたようだ。

まるで建物が取り払われたように見える。


なんとも不思議なことではあるが、昨日見た建物は一夜のうちに消えてしまったようだ。

森の中を探索した後なので辛いとは思ったが、十名ほどの隊員を闇取引の件と合わせてもう少し調べるように残した。

それ以外の者については、私と一緒に領都の城へ戻ることにした。


さすがに、ひと月もの間領主が不在となるのは、代理がいるとは言えあまりいいことではない。

それから私は急いで領都の城に戻り、不在時に溜まっていた仕事を片付けることに専念した。


私が城に戻って仕事を初めてから五日ほどして、調査に残してきた十名の隊員が戻ってきた。

私が見た建物については何もわからなかったが、奴隷の闇取引については、それらしい者を見かけたという話が聞けたようだった。


それらしい話というのは、三人の獣人と一人のエルフを連れたヒト族と魔族らしい男が、オリバ村の方へ向かうのを見かけた者がいたということだった。


すぐにオリバ村へ人を派遣し、情報の収集にあたらせようとしたが、続けて別件の報告が上がってきた。

それによると、我が領にあるガルシア湖の北側で巨大な魔物が現れたということだった。

何ということだ。次から次へと問題が湧いて来る。頭を抱えたくなってくる。


巨大な魔物が何かはわからないが、場合によっては領軍の派遣も考えないといけないだろう。

領都に戻ったばかりだが、現地に行かなければなるまい。

獣人たちの確認も含めて、私が対応しよう。


オリバ村で獣人たちに会う前に、領軍のサムが話をすることになった。いきなり私が話すより、詳細を確認しておいた方がいいということで、サムが我々から離れ、先行してオリバ村に向かった。


話を聞くと、噂通りヒト族と魔族の男性とエルフの女性、それから狐人族、犬人族、猫人族の三人の幼女がいたようだ。

エルフと狐人族がいたとは!

間違いなく争いを呼び込むところであった。


今回被害に遭ったのは三人の幼女であったようだ。

獣人三人とは言え、希少種の狐人族が含まれている。

ひとつ間違えば大事になっていただろう。

なんでも、幌馬車がフォレストウルフに襲われているところを、ヒト族のシンジという男性が助けたらしい。

それからエルフと魔族が合流して、三人を故郷に送っていくところだということだった。


サムは、彼らを私の元に連れてこようとしたらしいが、エルフが強硬に反対したらしい。

まぁ、エルフであればそうであろうな。

彼らは排他的で、あまりヒト族を信用しておらん。


結局、サムは彼らを連れてくるのを諦めて、私への報告に急ぎ戻ってきたらしい。

闇取引の顛末についてハッキリしただけでもよかった。

エルフや獣人と揉めるのは願い下げである。

それよりも、たった一人でフォレストウルフを始末したシンジが気になる。

いったいどれほどの剛の者であろうか。とても信じられる話ではない。

被害に遭った者たちが無事に保護されたので、あとは送り返してやればいいことではあるが、なにか釈然としない。


まぁ、それでもこの件については、王都に報告を上げねばならないだろう。

これまでの経過から、なんとか報告書を作り王都へ提出する。それで終わりだ。



我が領に現れたと思われる魔物のこともあって、オリバ村の冒険者ギルドを尋ねた。

ちょうどタイミングよく、シンジたちと会うことが出来た。闇取引の件については、シンジに感謝を伝えることができて安堵した。

続いて魔物の話を始めたが、冒険者ギルドではインフェルノウルフではないかと思っているようだ。冗談ではない。そんな魔物が出たとあっては、国が亡ぶやもしれん。


まだ目撃されたわけではないので不明ではあるが、どうにも気がかりな案件だ。

これについてもシンジが調査に当たってくれると言う。彼には世話になってばかりだ。


最悪は亡国となる危難だ。領都には戻らず、オリバ村で調査の結果を待っていた。

彼らが持ち帰った情報では、フォレストウルフよりもだいぶ大きい狼の魔物だということだった。

インフェルノウルフで間違いないだろう。

そんな魔物を撃退してくれた。この国の危難を取り除いてくれたのだ。


褒賞について話してみたが、彼はあまり欲しがらないようだ。先に馬車を要求されていたが、馬車など幼子たちのために、私が気を利かせて用意すべきものだ。だが彼はそれ以上何も要求してこなかった。


強く自己主張するわけでもなく、謙遜して控え目な性格。それから彼のそばにいる獣人の子供たちも、ヒト族である彼を疑うこともなく懐いているように見える。そんな彼のことが十分に信頼できると思えた。


闇取引の件といい、今回の魔物の件といい彼の功績は大きい。彼と出会えたことに感謝したい。

だから彼にはラインバッハ家のナイフを渡した。あれがあれば、この国で無制限の保証が得られるだろう。

またいつか彼に会いたいものだ。



それにしても、ひとつ片付いても次から次へと問題が起きる。

子供の頃に我が祖父や父を見ていて苦労していることを気の毒と思っていたが、まこと領主というものは気苦労が絶えぬものだ。


私がこうして次から次へと起こる問題に四苦八苦しているというのに、我が弟ときたら出がけに”頑張れ”の一言で終わりだ。

やればできるくせに、領主の仕事を手伝おうともしない。

こちらに来る前の晩も、酒に興じてリュートを弾いていた。なにもこんな時にやらんでもよさそうなものを。


まったく、呑気に酒を飲んではリュートを奏でている弟がうらやましいわ。


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