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第十二話 七歳


 前回のあらすじ

 中二病魔法とかいつか出来るかも

 終わり



 俺は七歳となった。

 ……空白の六年。

 いや駄目だな。どっかの映画みたく言って格好よくしても誤魔化せねぇわ。


 はい。

 この六年間、ひたすら勉強でした。

 言葉と文字と文明レベル。

 魔法と属性語、それとある程度の呪文。

 ひたすらに、それらを学ぶ日々でした。

 空いた時間で弟たちと遊んでたので信頼関係はかなり高い。


 ……はい。あの後、弟が二人産まれましてね?

 姉一人、弟三人という姉弟になりました。

 いやね?頑張りすぎやろ。

 どの弟が跡取りになるかわからんやん。

 わからんから、全員の好感度上げをしなくちゃいけなかった。

 質の悪いギャルg…乙女ゲーだぜ。


 ま?頑張った成果で?

 弟達は俺を信頼してますよ。

 ふっ、完璧なお姉さまを演じてしまった。


 もちろん、それだけではない。

 家族愛を深める事しか頭に無かった訳ではないので、他にも色々した。

 リリスに女の子の身体の洗い方を教わった。

 去年まで一緒に入ってた。

 初めて混浴した時は鼻血を出してしまったぜ。

 息子が付いてたらテント立ってたな。

 ま、リリスと一緒に入り続けて、洗い方を教わりました。

 俺の娘部分を最初に触ったのはリリスという事です。身体が小さい時は、別に気持ちよくないんだな。リリスに触られるプレイは興奮したが。


 娘部分と肌の洗い方、髪の手入れ方は入念に教えられたので完璧です。

 リリスと同じロングにしてましてな?洗うの大変です。

 乾かすのも大変で、手入れは毎日が基本。

 前世でロングヘアが少なかった理由を知った。


 そんなこんなで、女性として身体を磨いています。

 リリスと釣り合いがとれるように。

 ……リリスは心配だって言って今でも時々、風呂に乱入してきます。

 多分、女好きだと思います。

 如何わしい事をする、女性しかいない女性専用のお店に何度も連れ出されたのでわかります。


 他の女の人を触るのも触られるのも禁じられて女同士のナニを見て聞くだけだったんですがね?

 かなりの興奮を覚えました。

 男同士のは汚いって思いますが、女同士のは綺麗ですね。

 色々と技があるみたいなので、見て覚えています。リリスにいつか、するために。


 そんなこんなで七歳に成ったんですが。

 学校に行くように言われました。ママンから。

 それも女学校に。

 淑女としての嗜みだとか魔法の勉強や護身術を身に付けてこいとのこと。

 一人だけ連れていけるらしいのでリリスを連れていくんですがね。大丈夫かな?女好きのリリスが女学校……。ナニも起きないはずもなくって感じに成らないか心配です。

 男として、リリスには俺だけを好きでいて貰いたいけどそれは我儘だとわかってる。だから、女の身体を磨いて、男としても磨く。

 理想としては○塚みたく格好いい女性体になれればいいな、と。


 ま、その学校。

 何年まで入るって、規定がなく。

 試験に合格して卒業するタイプらしいからいつまで通うかわからないんですがね?

 個人差は顕著に出るだろうが、いい制度だと思う。

 学ぶ時間は有限だから大体の期間は同じらしいが、天才は早く終わり、並み以下は遅いのだ。

 簡単に人材を判別出来るから教育側は楽だろう。

 日本は飛び級等の並み以上の者を嫌う質があるから、こういうのは新鮮で良い感じだ。


 学校に行く準備が整い次第に家を出るので、その前にやっておかなければならないことがある。

 弟達に私を忘れないでね、的な感動シーンをして俺を忘れないようにしなければならない。

 ママンが俺を学校に投げるのは弟達と引き離す目的の為でもあるのだろう。やはり策士じゃ。

 俺も弟をせんの…げふんげふん!

 愛情を注がなければ。

 ま、愛情を注ぐのはこの歳までだろうな。

 例え弟でも育った男を愛情とか無理無理。

 吐いちゃうぜ。

 身体は女の子、心は男だからな。

 私、ホモじゃないの。


 で、弟達に会いに来ましたところ。

 皆にギュッ、と抱き締められました。

 うっ、キツイ。


「お姉ちゃん、行かないで」

「そうだよ、いっちゃやだ」

「いかないでぇ……」

「ごめんね、お母様に行ってきなさいって言われたから、行かないといけないの。本当にごめんね」


 俺は優しい姉として愚ずる弟達をあやす。

 しっかりと、ママンが悪いのだと思わせるように言って、俺の方をママンより優先するように誘導するのだ。

 ふふふ、好きな女を守るためだ。許せ。

 俺は悪女にでも成ってやれるぜ。


 弟達といっぱい話をして、暫く会わなくてもこの関係が崩れないようにする。

 ちゃんと手紙も出すのでそこまで心配していない。

 赤黒い髪の長男、ゼニスというのだが。

 この子には手紙にある特殊なことをすると隠された文が浮き出る方法を教えている。だから、ママンに隠れてちゃんとしたやり取りが出来るのだ。

 ママンよ、娘を舐めるなよ。

 精神年齢的には成人男性である俺は手強いぞ?

如何わしい店の話しはやらないんですかぁ!?


小説化しないと思うけど

そっち用に取っておきます。


くそぉ!


ま、青少年保護育成条例に引っ掛かりたくないし

Webには書かないのが吉だな。

因みに、青少年と言われているが

これは十八歳未満の者という意味だ。

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