そもそも推理小説ってなんだ?
小説を執筆している方も多いと思うので……
この言葉はご存知かもしれませんが。
「すべての小説には、推理が存在しなくてはいけない」
なんだそうです。
現代小説の父フョードル・ドストエフスキーさんの名言です。
ようは、ハラハラドキドキして、次を読みたくなる衝動や。
伏線やどんでん返しが存在して「うひょー」となる作品書けよ!
って、事ですね。
(違うかもしれませんが……)
実際人気の小説は、この辺の組み方が上手いのが多いです。
それは一般書籍やなろう作品も同じです。
じゃあ、推理小説とは?
探偵が出てきて「犯人はおまえだ!」って叫ぶのがそれ。
これも間違いじゃないですが……
実際「推理小説」の人気?(主流?)は、そうじゃないことが多いんです。
探偵小説と呼ばれるこのジャンルの人気も高いんですが。
人間模様に潜む衝動が、謎解きの主題だったり。
いっけん普通の愛小説なのに、作品そのものが大きなトリックになっているもの。
なんてのもあります。
じゃあそれと、普通の小説の違いは?
主題に、「謎解き」が深く含まれていて。
読者がそれを「解く」楽しみがある作品。
それが「推理」小説。ミステリと呼ばれるものです。
この辺の定義を紹介した書籍やWEBサイトは多数存在するので。
僕から詳細は語りませんが。
ミステリは読者が「謎解き」そのものを楽しめる作品かどうかが。
他のジャンルとの決定的な違いなんじゃないかと。
僕はそう考えています。
じゃあ、なろうの読者さんがそれを求めてる?
ようはニーズってやつですね。
僕はあるって考えてます。結構真剣に。
なぜならなろうの人気作品は、ジャンルこそ「推理」じゃないですが。
「推理」要素が高いほど、人気があるのも…… 事実ですから。