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わたしの異世界食配達物語  作者:
異世界へはプリン・アラ・モードと共に
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日本サイド

高梁たかはし 奈津なつ

五人兄弟の長女。十八歳。

性格に似合わず身体は病弱。中学を卒業する間際が一番酷くそのため高校に行っていない。

母親のいない高梁家の家事一切を取り仕切る。その影響で料理のレパートリーは多い。

性格はお人よしでお節介。

困っている人、特に弟妹たちの影響で子供は放っておけない性分。

弟妹のわがままでプリン・アラ・モードを作っていたら異世界の王子様の所にプリン・アラ・モードごと召喚されてしまう。

性格破綻者の魔術師からのプレゼントとして異世界の珍しい料理を食べさせるために召喚される。その後も食の宅配をすることに。

父譲りの黒く長い髪に異国人だった母譲りの緑色の瞳をしている。顔は父親似。

異世界召喚にあった上に言葉が通じないため魔術師の知識を植え付けられた。

無類の猫好き。注文用の遠見の鏡(手のひらコンパクトサイズ)をいつもポケットに入れている。

別名 高梁家の生命線(ご飯的な意味で)

 

○ハルト 

奈津の弟。高校二年生。何気にシスコン。なにかと甘い姉と父に代わり躾を担当。体が弱い姉のことは特に心配している。顔は母親似だが女顔なことがコンプレックス。

別名 高梁家の裏番。

 

○秋彦 

奈津の弟。双子の兄。中学二年生。食い意地が張っており弟の分まで元気を吸い取ったと専ら評判の元気者。高梁家のムードメーカー。父親似。

 

○秋信 

奈津の弟。双子の弟。中学二年生。片割れとは逆にあまり感情を表に出さない。だが割りと動作が可愛かったりする。兄と同様密かに食い意地が張っている。

何故だか妙なことを良く知っている。

別名 高梁家の知恵袋。父親似。


○冬香 

奈津の妹。今年の春に小学校に上がったばかり。家族から可愛がられている末っ子。髪と瞳の色以外は母親に瓜二つ。

別名 高梁家のアイドル。


○ざくろ

黒猫の姿に酷似した使い魔。魔術師により召喚され、奈津と契約を結ぶ。

艶々とした毛並みが自慢。尻尾に鈴、首元に赤いリボンをしている。

女の子。日本にいるときは普通の飼い猫として暮らしている。ご主人様命。ご主人様のご家族も大好き!ご飯はおいしいし使い魔ライフを満喫している。

彼女も奈津の知識を共有しており、こちらの世界とあちらの世界の食材を見比べて代用できるものを選び、奈津の下へ転移させる食料調達と奈津自身をあちらの世界へと運ぶバイクの役目を担っている。

注文用の遠見の鏡のメンテナンスを請け負っている。


ささ

奈津の親友兼幼馴染兼お隣さん。高校三年生の十八歳。

思い切りが良く猪突猛進。涙脆い。

苗字は半田。なのであだ名がパンダだったりしていたが拳で黙らせてきたのでそれを言う人は彼女を知る人間には誰もいない。

ウェーブのついたショートボブ。


異世界サイド

○リカルド

異世界の大国の王太子。奈津と出逢った時は丁度十歳の誕生日の日。

性格は背負わされた重圧により色々と屈折していたが奈津と話すことにより段々と感情が素直に出てくるようになる。

今までは魔術師に食って掛かる以外は子供らしからぬ態度だった。

魔術師の格好のからかいの対象になってしまっている。

食べたことのない美味な食べ物を運んでくれる奈津にだんだんと絆され、胃袋をつかまれる

金色の髪に奈津と同じ緑の瞳


○魔術師 

数千年を生きていると言われる大魔術師。強い魔力と途方もない知識を有しているが性格は破綻しており、無茶を無茶とも思わず、いろんなことを心の赴くままに実行してしまう人。常にフード姿で顔を見せない。

ナツの異世界食配達をお膳立てした張本人。


○料理長&副料理長 

リカルドの国の宮廷料理を司るツートップ。

料理長はふっくらとしており、福料理長はやせている。

炎のように熱い料理長と水のように冷静な副料理長。だけど料理にかける情熱は同じぐらい熱く深い。

奈津の作る異世界の料理に興味深々。


○トト 

料理人見習いの少年。十歳。元気が有り余っている小僧。奈津の料理の噂を聞いて単身乗り込んでくる向こうみずなところがある。ナツを食の女神の生まれ変わりと勘違いしていた。


○食の女神

本当は豊穣を司る女神だが様々な料理方法を人間に教え今日にまで伝わる食物を生み出し、創生の時代の混沌としていた世界を平和に導いたとされる。食に関する逸話が多いため食の女神と呼ばれ、料理に携わるものや農業関係の人間から未だに崇拝されている神様。

神としての能力は最下層。植物を芽吹かせること、新種を生み出すことに能力が特化していた。あと、料理上手。


道具&用語の設定

●遠見の鏡(奈津サイド)

大きさ手のひらサイズ。中心に透明な魔石がはめ込まれ、赤い光が点滅したら呼び出し。開けば通信ができる。シンプルだが品のよい仕立てで奈津は結構気に入っている。シャレンといわれる月の夜にしか咲かない小さな白い花をモチーフに彫られている。

持ち運びがしやすいほうがいいだろうという魔術師の判断。ちなみに元になった鏡は王様から提供させている。


●遠見の鏡(異世界サイド)

のちにリカルドの部屋に移されることになる壁掛けタイプの姿見。職人の手で作られたことが一目でわかる繊細で豪華な一品。魔術師により魔術をかけられ、もっぱら宅配ようの電話の役目に使われている。

 

●家族写真

高梁家の家族が常に持ち歩いている。七人全員で写っている最初で最後の家族写真。

 

●誕生日の贈り物

普通はもらって嬉しいもの。異世界の王族の皆様には一生に一度、国の明暗を分ける地獄のような行事に変わる。

 

●リカルドの自室

奈津にしてみれば配達先。召喚されて最初に現れるのがこの部屋。子供らしからぬ必要なものいがいない部屋だったがナツがくるようになってからは徐々に物が増えている。

 

●魔術

魔法のような効果を発揮する術。だが様々な制限もあり、個々の能力にも影響がある。

 

●使い魔

魔術師と契約を結んだ魔物・精霊の総称。基本的に魔術師と使い魔双方の同意がなければ結ばれることはない。使い魔は主に仕える代わりに魔力を提供してもらう。

 

●魔物

リシェルに住む知能のある種族の総称。その姿、能力は千差万別。皆総して悪戯好きだが人間に好意的なものが多い。

 

●神

創世の神が生んだ存在。様々な事象を司り、人にはない力を振るう。

 

●精霊

神に近いとされる存在。肉体を持たず、知的精神体とでもいえる。こちらも人に似た姿から獣の姿まで能力・姿は様々。


●リシュル

リカルドたちの世界の名前。科学は発展していないが代わりに魔術が発達している。移動手段などはかなり発達しているがその代わり食事の方があまり発達していないためそんなに種類はない。特に甘味に関しては未発達もいいところで甘いものといったら果物ぐらい。

大小いくつかの国に分かれているが大陸連合を結び、平和的に過ごしている。


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