HG-3《リクシア》
「皆さん、お集まりありがとうございます。
こちら後方狙撃支援第六部隊所属、ハーローです。
今回は、副装備の標準モデルとして広く採用されている、
ハンドガン《HG-3《リクシア》》について、解説を行います。
HG-3《リクシア》は、軽量・高反応性を重視した標準型ハンドガンであり、
特に非戦闘員や医療班、通信・情報分析オペレーターにまで広く配備されている機体です。
全長約21cm、質量約1.1kg。片手操作に特化しており、
抜き撃ちから発射までのレスポンス速度は平均0.6秒以下と、瞬発性の高さが特徴です。
実弾仕様で、1マガジンあたり12発装填可能。
弾丸は9mmクラスの小型高速実弾で、装甲貫通力は限定的ですが、
照準精度と低反動による連射性に優れています。
フルマガジンでの連続射撃時でもほとんどブレが生じず、軌道制御が安定しています。
HG-3は以下のような軽量アタッチメントに対応しています:
小型レーザーサイト(照準補助)
サプレッサー(消音対応)
フラッシュライトユニット(夜間・遮蔽下使用)
いずれもコンパクトな設計が維持されるよう配慮されており、隠匿携行時にも問題ありません。
《リクシア》は副装備または護身・撤退用武装として設計されており、
近接戦闘時における**主武装の使用不能時の“保険”**として携帯されます。
一部の非戦闘員には、最悪の場合の“自決用”としての運用も明記されており、
それだけに、トリガー反応や装填の簡易性は高い水準で設計されています。
対ドローン戦において、HG-3《リクシア》の威力は限定的です。
小型ドローンの外装装甲に対しては、正面からの連射ではほとんど効果がありません。
しかし、装甲の継ぎ目、照準レンズ、関節部、または通気ハッチなど、脆弱部を狙撃した場合には、制圧・行動不能に追い込むことが可能です。
大型ドローンに対してはまったく歯が立ちません。
正面からの交戦は避け、逃走・撤退、もしくは支援要請を優先するべき対象となります。
リクシアは、戦場において**“最後の手段”として確かな選択肢を持つことができる兵装**です。
軽量、簡易、低反動――その全ては「誰でも扱える」ことを主眼に置いた設計。
しかし、その“小ささ”が、使用者の生死を分ける場面に繋がることもあるでしょう。
……以上が、HG-3《リクシア》に関するオペレーションレポートとなります。
引き続き、ご武運をお祈りしております。
こちらハーロー、第六部隊。通信、切断します。」




