無音の世界
心が静寂の境地となりゆく
何処までも無音で外部騒音とは無縁になっている
電車のホームはざわついている
そこにいる時は
私はどこか落ち着かない
音の無い所に出向きたい
音がなければ
自己の世界に深く潜り込む事ができ
すなわち
自己との深い対話が可能となりゆく
己と対話をしないのなら
外の世界に気持ちが向きすぎて
ある時たちまち自分を見失ってしまう
あくまで
外の世界と自己の内面の世界は必ずしも調和しない
それは分かっているんだけど
雑音と無音の世界へ交互に入るたびに
考えさらられる事が多々ある。