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女神さまのおねがいごと★  作者: りんご!みかん!
第1章 第7世界
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第6話 コインケースとコインカウンター

「大丈夫ですよ。お気になさらず。あっ、もし良かったらこの3品、いくらならお金を出して購入したいか、参考を聞いてもよろしいですか?」


「はい?はい。わかりました」

 

 俺が結界錬金魔法から出した品を触っていく。

 タオルとハンカチを触り、『ふわふわー』『モカおねえちゃん、これすごいよ』

 

 あーでもないこーでもないと感想を言ってくれる。

 お姉ちゃんの名前はモカというみたいだ。


 喫茶店だから、キャラメルとモカなのかな? 

 おいしいよね。ホットもアイスも好きだよ。


 まぁ、普段は、アメリカンコーヒーだけどね。

 甘いのは、たまに飲むからいいんだよ。

 俺はね。


 タオル10000円、ハンカチ、5000円、香水10万円とモカさんが値段を言ってくれた。


 手伝ってくれたお礼に、キャラメルちゃんとモカちゃん2人にプレゼントした。

 『いいんですか?』と言われたので頷いて返した。


「えっと、それを踏まえて、ショインさん。おいくらで買いとっていただけますか?」

「うーん……」


 悩んでいる様子のショインさん。

 とりあえず、20品ずつ魔力を消費して出した。


 たくさんの容量が入るマジックバッグだと思ってもらえるようにちゃんとショルダーバッグ経由で出す。

 あっ、普通にマジックバッグ機能のあるショルダーバッグを出せば良いのか、うっかりうっかり。


「タオル7000円、ハンカチ、4000円、香水8万円でいかがでしょうか?」


 ショインさんの言葉が適正かどうかは分からない。


「なるほど……」


 とりあえず、腕を組んでみる。

 商人っぽいかな?笑


 特に意味はない。

 考えているふりをするため、目を瞑ってみる。


「冗談です。タオル10万円、ハンカチ、7万円。青りんごの香水は100万円で買い取りましょう」


 ガラス製でショインさんは驚いていたから、高いとは思った。

 モカちゃんには申し訳ないけど、この値段で買い取ってもらおうと思う。

 多分、商業ギルドは、俺から購入した品を貴族とかお金持ちに売るんだろうなー。


 タオルで200万円。

 ハンカチで140万円。

 青りんごの香水で2000万円


 めっちゃすごいじゃんっ。びっくり、俺ぼったくりみたいじゃんっ。



 全部で2340万円分のお金を受け取れる予定だ。


 目の前で布袋に入ったお金を見せてくれる。

 


「ご一緒に確認の方をお願いします」


 うわー、めんどくさそうだ。

 とりあえず、コインケース(50枚で1ケース)とコインカウンターを魔力を消費して出すかな。


 

 小銅貨が10円。大銅貨が100円。小銀貨が1000円。大銀貨が10000円。小金貨が10万円。大金貨が100万円。白金貨が1000万円。


 40万円分は大銀貨、300万円分は小金貨、2000万円分は大金貨でもらうことにした。

 白金貨は、大口の取引や家を買うときなどにしか使われないみたいだし、普通の一般のお店で使ってもおつりが渡せなくて困るってさ。



「小雪殿、それは何でしょうか?。お金を入れる道具ですか?」



 コインケースとコインカウンターを見て言うショインさん。


「はい、コインケースは50枚単位でまとめて入れることが可能な品です。そして、普段お会計場所で使いやすいこちらのがコインカウンターです。コインケースもコインカウンターも、小銅貨が10円(日本の10円サイズ)。大銅貨が100円(日本の500円サイズ)。小銀貨が1000円(日本の10円サイズ)。大銀貨が10000円(日本の500円サイズ)。小金貨が10万円(日本の10円サイズ)。大金貨が100万円(日本の500円サイズ)。白金貨が1000万円(日本の10円サイズ)に対応しております」


 バイトをしていて、2品の存在は知っていた。

 お金をまとめたりして使う道具。


 ほとんどは、1円、5円、10円、50円、100円、500円と6種類のコインカウンターで、プラスティックでできている。

 この世界では貨幣の大きさが2種類しかないようだ。

 コインカウンターとコインケース(50枚束で保管できる)ともに、横幅に余裕がある品を出してみることにした。 

 

 日本みたいに、鋳造がしっかりしているみたいではなかったからね。

 金額によって数字と色を変えたコインケースを出す。



「これは、売ってもらえたりしますか?」


「えっ、あっ、はい。大丈夫ですよ?」


 プラスティックだけど、問題ないよね?

 この異世界でまだ、見かけていないけど。


「普段は、布袋に入れて保管しているのですよ。そうすると、どうしてもかさばります。枚数を数えないといけませんし。それに、毎日、商業ギルドを閉めるときにお金を数えるのですが、それが一苦労でして」


 教えちゃってもいいのかな?という事まで教えてくれた。

 これは、遠回しに、たくさんほしいと言っているのかな?


「軽いですな」


 触ってもらった。

 やっぱり軽いよね。


 同じものを作ろうと思うと、木か鉄らへんになるだろう。

 わざわざ、銀とか金では作らないと思う。








 たくさん買ってくれた。

 追加で、1000万円もらっちゃったよ。



お読みいただきありがとうございます。

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