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事情 その1

「おい、今日なんかうちのクラスに転校生が来るらしいな」


「マジかよ!んで、どっちだよ?」


「男らしいぞ...」


「あぁ〜...なんだ男かよ...」


ワイワイガヤガヤ.....


「はーい、みんな静かに―!」


「今日は転校生がうちのクラスにやってきました。では、どーぞ!」


「...どうも、神威 響といいます。一身上の都合でこの学校に来ました。これからよろしくお願いします。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


この世界の人々は皆、生まれつき何かしらの『力』を持っている。


その『力』は一般的に『デザイヤ』と呼ばれている。


人々はそれぞれのデザイヤに合った名前を付けて尊重している。


デザイヤによって適職が見つかることだってあるし、日々の生活の一部が楽になるものもある。


いわば、デザイヤはその人個人の『個性』でもあるわけだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「ねーねー、神威君のデザイヤってどんななの?」


「「知りたーい!」」


俺、神威 響は困っていた。


なぜなら、俺は『とある事情』によってデザイヤを封印しているからだ。


「俺のデザイヤは...今ちょっと使える状態じゃないんだ..ごめんね」


.....こう言うしかなかった。別に嘘をついたわけじゃないし.....


それを聞いた一部クラスメイトは興味を失って自分の席へ戻っていった。


当たり前だ。個性がないなんて何の面白みもないからな。


だが、予想に反してたった一人僕のほうへ歩み寄ってきてこういった。


「君といると、なんだか面白そうだな」


.....は?何言ってんだこいつ?


「誰だよお前」


「私かい?私は新城 瞳。よろしくな、神威君」


「...あぁ、まぁよろしく」


こうして俺の、ここ海南高校での第二の高校生活が始まった

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