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一流の愉悦部員は時に己すら利用する

前提 : 彼はそもそも最低な人間だった。




 曇らせ、そんな言葉をご存知てあろうか。


 知っているのならば良い。

 キャラクターが曇り、その心が傷付いていく様子は実に素晴らしいものだ。


 ハッキリ言って興奮する。

 …ハッキリ言い過ぎたかも知れない。


 それはさておき。


 つまり何が言いたいかと言えば。


 ソレを己の手で起こす事が出来ると理解したとき、どうする?






 僕は転生者だ。


 さっき思い出した。

 ついでにTSっ子だ。


 まぁどうでも良いけど。

 良いか?良いか。


 簡潔に説明しよう。


 死んだ後、よう分からんけど神を名乗るクッソ美人な天使系お姉様に出会った。

 どうやらなんか凄い偶然が起きて眷属になっちゃったらしい。


 で、その神様ことサリエル様は言いました。

 眷属になっちゃったし折角なら天使として一つの世界の管理してみてください。

 好きにして良いですよ?貴女の性癖である曇らせも「やりまぁす!」



 回想終了。


 はい。


 即落ちか。


 んで、僕はこの世界に降り立つ時、“転生”する事を選んだのだ。

 人の肉体を得て、動こうという事で。


 詳しく話すと長いので省くとしよう。

 まぁつまりは眷属となったことにより、僕は既に人の身から外れている。

 それをまた戻すだけ、という話だ。

 このままだと色々と不便だろうから。多分。


 んでんで、僕がこの世界に来る前に色々設定したモノがあったんだけど、それによって今さっきその記憶が呼び 起こされた、と言うのが経緯だ。


 因みに設定したのはこちら。



 感情死んでる系美少女 

 元実験体

 虚弱体質

 転生後記憶はある程度たったら思い出す

 ____



 こんなところだ。


 最後のやつは僕がまだ思い出していないので不明だ。

 唯、なんかあるって事だけは分かる。

 恐らく僕がその方が愉しいと判断したのだろう。

 自分ならそういうことする。


 なのでソレ以外を一つずつ説明すると、


 まずは外見だ。


 白髪で瞳がオッドアイ、紫色で片方がより暗い明暗のタイプの瞳だ。

 APPは19、つまり顔面偏差値バケモンである。

 その上常時無表情、声は1/fゆらぎで脳とかしにいくクールボイス。


 神の造形かな?

 眷属だわ。

 やかましいぞ。


 身長は142cm、まぁロリです。

 寧ろ年齢考えたら普通か?

 …いやまぁどうせここから成長しないけどね!


 胸は無い。ひんぬーはつおいから。

 というより性癖で決めました。


 はい。


 次、元実験体ってのはその名の通りで、実は僕は孤児なのだ。

 そこから攫われて色々と弄られてた。

 内容は簡単に言うなら魔法少女の素質を持つ少女を人体改造してやべーの作ろうってやつ。


 因みに結果としては本来併せ持つ筈がない攻撃魔法と回復魔法を持ってる状況でお察し。

 変身なしで魔法を使えるとかもある。


 あと既に味覚と痛覚はぶっ壊れていますね。

 情報としてしか受け取らなくなったかんじね、はい。


 しかし曇らせの為ならば幾らでも身体を張ろう。

 それが道理であり真理なのだから。

 ただのバカでは?


 そして虚弱体質。

 これは魔法を使う度に体壊してたら曇らせポイント高いと思ったので追加。

 まぁオマケだ。

 実験に生きて耐えられてる時点で虚弱体質じゃないとかそういうのは聞きません。


 転生後の記憶措置は感情面での施しだ。

 最初から“僕”が目覚めていれば正直リアルな感情を出さないとと思ったから。


 中身の“僕”はともかくこの“少女(わたし)”が必要なのだ。


 因みにだが記憶は一応全部持っている。

 曇らせをやるにおいて嘘なんでバレるリスク負うくらいならむしろ一回ぐらい地獄に行って来てやるわっていうノリだったのだろう。

 正直バカだしやってる事もはやマゾでしか無いが、まぁリアリティは保証して欲しいね。


 この身体にある怒り、悲しみ、羨望、恐怖、苦痛、絶望、傍観。


 全て理解している。


 まっしろな部屋、ちいさな少女が唯一人。

 …うんうん、全て覚えているから、ね。


 そしてこれが面白いのは実験体になったのは決して僕が操った訳では無いということ。

 多少そうなりやすいような運命にしたとしても正直ここまでのレベルはそうそうない。


 うーん人とはやはり愚かだ。

 こんなモノを生み出すとはな。

 


 しかし、長かったな。


 …‥うん、永かった。


 本当に本当に…。

 なんて遠い廻り道……。


 しかし、ここから始まるのだ。


 この舞台が、我々の愉悦が。



 嗚呼、そんな事を考えていたらちょうど良いモノがあるじゃないか。


 千里眼を通じて見つけた、一人の魔法少女の危機。

 ここで向かわない愉悦部がいるとでも?

 ふふ、愉しみだなぁ…?

 13年も待ったんだ。


 存分にぶちまけようじゃないか。


 では、せいぜい愉しんでくれたまえ。


 記念すべき初舞台なのだから。


 …じゃ、いこうか。



そうして第一話に戻る。

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