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『私の隣の運命の人』―恋が教えてくれた、愛のかたち―  作者: トムさん


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7/12

第7章 謎解きの始まり

次の日、私はISAMUさんのことをもっと知りたくて、彼のSNSアカウントを探してみることにした。


「ISAMU30」で検索すると、いくつかアカウントが出てくるけど、どれが本人のものか分からない。でも、その中に一つ、ウェブデザイナーの仕事を投稿しているアカウントがあった。


投稿された作品を見ると、確かにセンスがいい。これがISAMUさんの仕事かもしれない。


そのアカウントをよく見ると、時々、ゲームのスクリーンショットも投稿されている。「ファンタジークエスト」のものもあった。


「娘のために頑張って勉強中」というコメント付きで。


やっぱり、このアカウントがISAMUさんのものだと思う。


でも、そのアカウントの投稿を遡って見ていくと、不思議なことに気づいた。


ゲームの投稿が始まったのは、私が配信を始めたのとほぼ同じ時期。しかも、投稿されているスクリーンショットの場面が、私が配信でプレイした場面とすごく似ている。


偶然…なのかな?


さらに気になったのは、このアカウントの他の投稿。時々、「高校生の娘を持つお父さんの気持ち」みたいなことを書いている。


「娘の成長を見るのは嬉しいけど、同時に寂しくもある」

「離れて暮らす娘のことを思うと、胸が痛い」

「いつか娘に許してもらえるだろうか」


離れて暮らす娘?


私は心臓がドキドキしてきた。これって、もしかして…


でも、まさかそんな偶然があるはずない。世界は広いし、離婚して娘と離れて暮らしているお父さんなんて、たくさんいるはず。


でも、でも…


匿名の贈り物のこと。私の好みを完璧に把握していること。私のSNSを細かくチェックしていること。私が体調を崩した時の心配の仕方。


そして、「リアルでは会えない」と言った時の、あの悲しそうな声。


「複雑な事情がある」という言葉。


まさか、ISAMUさんって…


私の手が震え始めた。

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